ご訪問ありがとうございますニコニコ

 

今日は 仕事始め。

倣って

ひだまりは、 お話始め照れ

 

de

ぽんぽん ぽんぽん

ぼくは タンポポン

風待ち列車の 運転手

客車は 3両

たんぽぽ野原 走ってく

ぽんぽん ぽんぽん タンポポン

風待ち列車は お話列車 タンポポン音譜

 

昨日

たんぽぽ野原に 雨が 降ったんだ。

降る雨を 見て

2両目に 乗ってる たんぽぽさんが

 お友達だった  ピアノさんから

 聞いた お話を 教えてくれたよ。

 

雨だれ

 

その日は

久しぶりに 朝から 冬の雨が 降りました。

外を 行く人は 傘の中  

雨音を 聞きながら 歩いています。

 

家に 居る人は、

雨だれの 音を 聞いています。

 

部屋の ピアノにも 

雨だれの 音が

聞こえてきました。

 

ピアノは、もう 何年も 誰にも 

弾いてもらっていませんでした。

 

雨だれの 音が ピアノを 誘います。

”私の メロディーになりませんか?”

 

 

ピアノは メロディーになりたくて

うずうずしてきました。

 

”誰か 弾いて 

誰か 私を 弾いて ”

 

でも、

ピアノの 前に 座る人は 

だあれも いませんでした。

 

夕方 近くに なって

冷たい 冬の雨は 止みました。

雨だれの 音も 聞こえなくなりました。

 

”あぁ やっぱり 私を 弾いてくれる 人は いなかった。”

ピアノは さみしくて かなしくて がっかりしました。

 

その時です。

誰かが

部屋の ドアを 開ける音が しました。

 

そして

ドサッと 荷物を 床に 置いたかと 思うと、

サササッと ピアノに 駆け寄り

蓋を 開け

ピアノを 弾き 始めました。

 

”あっ!この曲は 雨だれ。

私が 弾いて ほしかった曲。”

 

ピアノを 弾いてくれたのは

この ピアノの 持ち主でした。

ピアノの 勉強のために 

よその国へ 行っていたのです。

 

”長い間 ひとりぼっちにして ごめんね。

すっかり、淋しい音に なってしまったね。

これからは、毎日毎日君と 一緒だよ。

君が 休ませてって いうくらい 弾いてあげるからね。”

 

冬の 寒い雨の 1日でしたが、

何年も 持ち主を 待ち続けた

 ピアノに とっては、

今まで 1番の

こころ 暖かい 1日なりました。

 

 

たんぽぽさんの お話は ここまで。

 

長い間 待っていた人が

 帰って 来てくれた時、

だれだけ 嬉しく 幸せか。

ピアノさん 佳かったね。 

 

僕も もすぐ  風さんに 逢える 気がしてきた。

 

タンポポンより

 

今朝のキングの朝空さん音譜

キングの左上

見えるかな?

下弦の月さんと一緒♫

 

いろいろとお気をつけてお過ごしください。

 

どうぞ

今日の佳い1日をニコニコ