ご訪問ありがとうございます
西の窓を 開けたら
キングの 右手から
突然
”おはよう”の声♫
朝の月が 浮かんでた
今日は 朝の月に 見守られての 始まり
佳いね
風待ち列車タンポポン号♫ 2
ほんとの気持ち♫
ニャ~ン
ちょっと おすましして
たんぽぽ野原を 横切る 黒猫ちゃん。
そんな 黒猫ちゃんを
大すきに なった たんぽぽちゃん
でも
こえを かけても
黒猫ちゃんは つん!
と、しているばかり。
そんな日が 何日か 続いた ある日、
たんぽぽちゃんは そろそろ 風待ち列車に 乗る日が
近づいて 来ているのが 分かりました。
明日は タンポポンの 風待ち列車に 乗ろうと
決めた日の 夕方の こと…
黒猫ちゃんが たんぽぽちゃんの 前を
スーッと 通り過ぎて 少し離れて すわりました。
お日さまは
もう
たんぽぽ野原の 西の はしっこに
帰ろうとしていましたが、
なにを 思ったか
黒猫ちゃんに 今日 最後の
ひかりを あげました。
すると
黒猫ちゃんの 影が のびて のびて 長~く 伸びて
たんぽぽちゃんの ほっぺに やさしく キスしました。
たんぽぽちゃんは びっくり!
そして
一瞬にして わた毛さんに なると
オレンジ色の 空へ 飛んでいきました。
黒猫ちゃんの ほんとの 気持ちが
風だったのかな?
嬉しい風に 出逢えたね♫
黒猫ちゃんは
綺麗に ゆうやけ色に 染まった
たんぽぽちゃんを いつまでも
見おくっていました。
ほんとの 気持ちって
隠しているようでも
やっぱり
隠しきれないんだね
ぼくは
さけぶよ
大すき~って♫
今日は
風待ち列車に 乗らずに
わた毛さんに なった たんぽぽちゃんの
おはなしだったよ。
不思議だったけどね。
タンポポンより
by ひだまり.H
今日は 27度予報。
朝の 冷えこみに
今日も 冬を 感じてしまう 私です。
いろいろお気をつけてお過ごしください。
どうぞ
今日の佳い1日を
