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わからんおばあさんnano 9 です。
「はなちゃん絵を描く」の巻
もりの 木立に かこまれた
わからんわからんおばあさん
はなちゃんの かわいい お家。
木の間を すりぬけて
お日さまの ひかりが
はなちゃんの 部屋に さしこみます。
絵の 道具を もって
外へ 行こうとする はなちゃん。
「ブル~、わたし ちょっと 絵を 描いてくるわね~」
と、声かけます。
「え? 絵?」
「そうよ♪ 今日の わたしは、
画家の 気分なの。だから、
絵を 描いてくるわ♪」
そう言って、ドアを バタンと しめました。
「はなちゃん、絵なんか 描けたったけ?」
いぶかる ぬいぐるみの ブルでした。
思い立ったら すぐ行動の はなちゃん。
ブルは やっちゃダメとは、いいません。
あいては、わからんわからんおばあさんの
はなちゃんなんだもの。
外へ 出た はなちゃんは、
丸太を いすがわりにして こしかけると、
空を みあげたり
木立を みたり
鳥の 声を きいたり、
足もとを みたりしてから
スケッチブックを ひろげ
何やら 描きはじめました。
「♪ ♪ ♪」
はなちゃんの 鼻歌は 順調な しょうこ。
しばらくすると、ブルの 耳に
「かんせい!」
という 声が 聞こえてきました。
さっそく ブルは、
はなちゃんの そばに 行って
絵を のぞきこみました。
「どう?」
はなちゃんが 見せてくれた 絵は・・・。
「はなちゃん、何を 描いたの?」
ブルには、チンプンカンプン。
「ええとね、風でしょ、木でしょ、空でしょ。
それから、
鳥さんと その歌でしょ、あと お花さんよ♪」
ブルは、どうやったら こんな風に 見えるのだろうと
おもいながら、
「ぼくのことも、描いてね♪」
って、言わなくてよかったと 思いました。
そんな ブルに、
「ブル♪あしたは、ブルのこと 描いてあげるね♪」
と、はなちゃん。
しんぞうが、ドキドキ バクバクと 急に
さわぎだした ブルでした。
m(__)m
ひだまり.H
ルピナスさんに
夕べの 雨の 贈り物。
レインドロップ
大きいの 小さいの
どうぞ
今日の佳い1日を