今日は鉄道博物館でE1系新幹線電車の車内公開があったので、参加してきました。
3連休と北陸新幹線延伸+山形新幹線E8系デビュー記念を併せたイベントの一部らしいですね。
今回の車内公開の順路は、
①車体妻面のドアから入室
②デッキを経由して1階席で解説(車両の概要・求められた需要などの説明)
③運転台寄りのデッキから2階に移動し解説(階層で異なる座席の詳細)
④車体妻面のドアから退室
となっていました。
①の「車体妻面のドア」…っていうのがコレ↑。
プレハブ小屋みたいなドアが取り付けられるんですね。側面のドアは今回の見学だと使ってないです。
まず、1階席の車内(移動で焦っていたので客室中間から後部を撮影)から。
183系グレードアップあずさ/あさまの様な段差のあるハイデッキ仕様の3+2列シート。
1階席の座席は、普通の新幹線と同じく背もたれのリクライニングができる他に座面もスライドする仕様。
階下席で展望が悪い代わりの措置…だったんですかね?
2列シートから3列シートを撮影。
1階の1D・1E席側(運転台寄り左側)に掲載されていた広告。
「新幹線は 窓口で買うより モバイルSuica」…ってコレ、イラストがE2系だったり『ケータイ』って単語が使われているあたり、2012年のラストラン当時の広告をそのまま掲載している…!?
他の広告枠は全て白もしくは掲載なしでした。
2階席。1階席とは違い、リクライニングと座面スライドができない3+3列シートで構成。諸々の動きが封じられてる代わり(?)に1階席とは座席の手触りとふかふか具合が違った気がします。なんというか、低反発枕の様な感覚。
妻面側から。
機能が何もないからなのか、テーブルには何の説明もなかったです。
前方と後方の一部座席にはちょっと古めなバスに付いてそうな金属製ドリンクホルダーが付いていましたが…バリアフリー?(エレベーターがないバリアフル仕様なのでこの可能性は低そう)か通路確保?で1席が欠けているので、テーブルが存在しない1列後ろの座席への配慮なんですかね…??
座席。通勤新幹線として定員数を増やすために削れるところは削ったのか、普通の新幹線には付いている肘掛けが無い。
1階席と同じ構図で反対側の座席を。
光の当たり方からして1階席のモケットとは質感が違うのがわかります。
この写真に映る座席のナンバリングが「25D・25E・25F」「26D・26E・26F」…となってる辺り、2階建て新幹線の収容力の高さが窺えます。
以下、デッキから眺めるシリーズ(車内から座席案内の広告を見るのを忘れましたorz)。
運転台寄りデッキのドア。
スマホのカメラで倍率を0.5倍にするとそれっぽく撮れる(謎ライフハック)。
運転台寄りデッキの車両番号。
2階席から運転台寄りのデッキを望む①。
降車駅が近づいた時、名残惜しむ様に階段を降り進めるんだろうなぁ…と。
2階席から運転台寄りのデッキを望む②。
デッキを挟んで螺旋階段になっている上にデッキ内は空洞になっている(語彙力皆無)ので、反対側(1階へ続く階段)も容易に撮れてしまうんですね。
退室直前、後方デッキから2階席を望む。この光景が見たかったんですよ…!!
時系列が全く逆ですが、この画角だと「普通の新幹線とは違うデッキから2階を覗いた」様な雰囲気になりますね…。
☆おまけ☆
見学前、E1系の連結器の下に何かの部品が放置されているのを確認。大きさやパーツの形状からして元々E1系の妻面に装備していた車体の幌だと思うんですが…。
こんな扱いで大丈夫か?
おわり。きょう撮影した他の写真は明日投稿する予定です。