夏休みなので、家族と一緒に秩父の方へお出かけしました。


まず最初に羽生駅から乗るのは「急行秩父路1号」。通勤型の西武新101系を改造した急行用の6000系が使われます。


車内は基本ボックスシート(ドア周りの座席だけ「[[ ][ ]]」の様な見合い式?的な配置になってる)。西武10000系をリニューアルした際に交換された座席をそのまま流用したとか。

なので、リクライニングも機能するし座席はふかふかだしで座り心地は抜群!

なお、線路の状態が悪いのかかなり揺れます。


SI☆RIと身体をはちゃめちゃに揺らしたりカーブをぐいぐい曲がって登ったりして長瀞に到着。


長瀞では駅から徒歩5分くらいの所にある「阿佐美冷蔵」でかき氷を食べました。特製のみつをかけて食べるのが美味しい。

こういうお店だとシンプルな物を選びがちですね…。


食べ終わって長瀞駅に戻ったらパレオエクスプレスが到着してました。

先頭のC58-363周辺は彼と写真を撮ろうと群がる人間ばかり。


対岸のホームには急行秩父路3号が到着。初代秩父路の300系の旧塗装を再現したリバイバルカラーを纏った6003号編成です(ブラックフェイスの塗り分けが新101系時代に戻ってますね)。

後続の各駅停車を待つよりこいつに乗った方が早いです。でも、SLに夢中で見学してたら乗り忘れそう…()


秩父鉄道の秩父駅に到着。駅併設の「じばさん商店」でパレオエクスプレスで食べるお昼ご飯の調達やお土産を買いました。

チョロQとトートバッグ、どっちにするか悩みましたがチョロQを選択。

勝てません。



三峰口駅に到着。先に到着していたパレオエクスプレスの転車台回転を見ようと猛スピードで移動したけど時すでにお寿司。転線を始めて熊谷行きの準備を始めていました。

なので、熊谷寄りの踏切で構内入れ替えの様子を見学。


何個もある分岐を跨いで客車を連結した姿は往年の優等列車の様。

この形式は現役時代だと臨時以外で特急や急行を牽引したことはないらしいんですけどね…。


ホームから。いやぁ、カッコいいですねぇ!!

今回はヘッドマーク無しの仕様だったので「国鉄の客車列車」っぽさが余計に増して良い感じです。

前面の見た目がD51とそっくりだから違和感がありませんね。


12系の車内。木目調の壁紙に赤いモケットが12系より数世代前の客車列車みたい。


スハフ12-102(元スハフ12-152)の化粧室だった部分は記念スタンプ台に。沿線で撮影されたパレオエクスプレスの写真が壁一面に貼られている。


お昼ご飯は「わらじかつ丼弁当」を。豚肉のカツと白米に甘めのソースが染み込んでとっても美味しかったです。

これ、箱が小さいんじゃないんです。わらじカツがデカすぎるんです。この僕をギブアップさせるくらいデカいです。

白米が少ないから楽勝!なんて思ってたら大間違い。カツがデカすぎてお腹が違和感を覚えます。


三峰口駅から2時間ほどかけて熊谷駅に到着。

パレオエクスプレスは広瀬川原車両基地に回送するのですが、帰りはC58が三峰口寄りに機回ししてバックで帰るのかと思ったらデキ201が入線して連結。そのまま広瀬川原に回送していきました。


デッキ付きEL、堪゛ら゛な゛い゛!゛!゛!゛


羽生駅では5000系(元都営地下鉄6000形)同士が並ぶ奇跡が。

この鉄道、最後の最後まで楽しませてくれる…!!


秩父鉄道を使ったお出かけ、とっても楽しかったです。車両は都営・西武・東急・国鉄・JR出身とバラエティ豊富で飽きないし、沿線には美味しいものも、楽しいこともいっぱいあるのでオススメします。