エクセル(Excel)の「条件付き書式」を利用して,カレンダーまたは予定表に色をつける(備忘録) | e27182818とは2.7182818のこと,学生にeって何?って言われて困った.10分で答えられるか?

e27182818とは2.7182818のこと,学生にeって何?って言われて困った.10分で答えられるか?

つれずれなるままに,行き当たりばったり.
e=2.7 1828 1828 459045235360287471352 ・・・?
だからどうした?

エクセル(Excel)の「条件付き書式」を利用して,カレンダーまたは予定表に色を付けます.

(1)祝日一覧を入力(2018年の例)
セルA1からB20に入力してください.
年によって増減しますがその場合は(3)以降の数式内のセル値を変更してください.

1/1   元日         
1/8   成人の日     
2/11  建国記念の日 
3/21  春分の日     
4/29  昭和の日     
5/3   憲法記念日   
5/4   みどりの日   
5/5   こどもの日   
7/16  海の日       
8/11  山の日       
9/17  敬老の日     
9/23  秋分の日     
10/8  体育の日     
11/3  文化の日     
11/23 勤労感謝の日 
12/23 天皇誕生日   
2/12  振替休日     
4/30  振替休日     
9/24  振替休日     
12/24 振替休日     


(2)1月1日をセルA31に入力
セルA31を選択してそこに1/1と入力します.


(3)A31セルとB31を数式を使って同一データにする
B31に次を入力します.

=A31


(4)セルB31に曜日の漢字表示する
① セルB31を選択し,右クリックしてセルの書式設定(F)...をクリックします.
② 「表示形式」タグから分類(C):→「ユーザー設定」(下の方)を選びます.
③ 種類(T):にキーボードからaaaと入力してOKをクリックします.
以上で,「日月火水木金土」の曜日が表示されるようになります.


(5)条件付き書式を入力する
① セルA31とB31を選択します.
(セルA31からB31にトラックすると選択できます)

② メニューから「条件付き書式(D)...」を選びます
追加(A)>>ボタンをクリックすることで,条件を3つまで設定できます.

③ 3つの条件を以下のように入力します

⇒条件1(1)
「数式が」「=countif($A$1:$A$20,A31)>0」
書式(O)...→「フォント」タグ → 色(C): → 赤 →「パターン」タグ→色(C): → 薄い赤系の色 → OK
(数式は日付が祝日に該当する場合にTRUE,それ以外の日付ではFALSEです)

⇒条件2(2)
「数式が」「=mod(A31,7)=0」
書式(O)... →「フォント」タグ→色(C): → 青 → OK
(数式は土曜日のときTRUEになり他の曜日ではFALSEです)

⇒条件3(3)
「数式が」「=mod(A31,7)=1」
書式(F)...→「フォント」タグ → 色(C): → 赤 → OK
(数式は日曜日のときTRUEになり他の曜日ではFALSEです)

以上で,1月1日と曜日が赤字で表示されます.(祝日のため)


(6)セルA31とB31を選択し,選択セルの右下の■を下方向にドラッグして,12月31日まで拡げてください(365日分)




(7)(おまけ)セルC31からのC列に祝日名を表示する

① セルC31をダブルクリックして次の数式を入力

=VLOOKUP(B31,$A$1:$B$20,2,0)

(このままだと祝日以外の日付で,「#N/A」が表示される)

② セルC31に以下のように数式を入力して①の表示を改善する

=IF(ISNA(VLOOKUP(B31,$A$1:$B$20,2,0))," ",VLOOKUP(B31,$A$1:$B$20,2,0))

③ C列の必要なセルに内容をコピーする