【セキュリティ】ユーザーの行動を監視するAndroidアプリ、「スネークゲーム」を装う
GoogleのAndroid携帯向けゲームに見せかけて、密かにユーザーの行動を監視するトロイの木馬機能を
組み込んだアプリケーションがAndroid Marketで発見された。米Symantecが8月16日のブログでその特徴
を伝えた。
同社が問題にしているのは「Tap Snake」という無料ゲーム。一見したところ単純なスネークゲームだが、
実行中にゲームとは無関係と思われる「衛星」アイコンが表示される。このゲームには、ユーザーが
知らないうちに位置情報をリモートサーバに送信して、他人から監視される状態にしてしまう機能が
隠されているという。
監視する側は「GPS Spy」という有料アプリケーションを別のAndroid携帯にインストールして利用する。
監視したい相手の電話にTap Snakeをダウンロードして設定すれば、自分の電話のGPS Spyを使って
相手の位置情報を追跡できる。Tap SnakeではGPS情報を15分ごとにGoogleの無料App Engineサービス
に送信。その情報をGPS Spyがダウンロードし、位置情報をGoogle Mapsに表示する仕組みになっている。
これにより、相手がいつ、どこにいたかが詳細に分かってしまうという。
例えば配偶者や子供の監視を目的とした同様のアプリはほかにも多数ある。しかしTap Snakeの場合は
単純なゲームを装っており、監視に使われるという事実を明記していないという。このためSymantecでは
同アプリをトロイの木馬と判断し、同社のセキュリティソフトで検出する措置を取ったと説明している。