男性型脱毛症の原因DNA変異=早期手当てに有効か-海外2チーム
10月16日4時45分配信 時事通信
男性に多くみられる男性型脱毛症が高い確率で遺伝する原因の一つとみられるDNAの変異が見つかった。英ロンドン大など欧米6カ国の研究チームと、ボン大など独豪研究チームがそれぞれ20番染色体で発見し、16日までに米科学誌ネイチャー・ジェネティクス電子版に発表した。
父や祖父が脱毛症の男性が、若いうちにこの変異があるか調べれば、脱毛の進行を遅らせる手当てができる可能性があるという。 男性型脱毛症の原因遺伝子はこれまで、X染色体にある男性ホルモン「アンドロゲン」の受容体遺伝子だけが知られていた。欧米チームによると、この遺伝子と今回発見されたDNA変異が両方とも、ある特定タイプの場合、両方とも違う場合に比べて発症確率が7倍も高かった。 このDNA変異がどの遺伝子にどんな影響を与えるか不明だが、突き止められれば発症メカニズムの解明が進む。将来は遺伝子治療ができる可能性もあるという。 |