三菱UFJ、モルガン出資で判断大詰め…株安で巨額損の恐れ
三菱UFJフィナンシャル・グループが米証券大手モルガン・スタンレーへの出資を巡り、ぎりぎりの判断を迫られている。
最大21%を出資して筆頭株主になることを決めた先月29日以降、モルガンの株価は金融危機や経営不安を背景に大きく下落。当初の条件で出資すれば巨額の損失処理を迫られる可能性があるためだ。 資金の払い込みが14日に迫る中、出資条件の変更なども検討対象になっている模様だ。 三菱UFJはモルガンに総額90億ドル(約9000億円)を出資することで合意した。うち30億ドル(約3000億円)は普通株式で、1株当たりの取得価格は25・25ドルだ。 だが、モルガンの10日の株価は9・68ドルと取得価格の半分以下。株価低迷が続けば3000億円分の出資も価値を半分以下と見なし、1500億円近くを損失計上しなければならない計算になる。 |