高橋がなり
――優勝できる確率は、どれくらいだと思いますか?
高 最初は120%と思っていたけど、いま言ったような不安があるから……98%。
――すごい自信。挑発的ですし。
高 だって、俺は大リーガーで、
ほかのメーカーは高校野球レベルですよ。器が違うんですよ、申し訳ないけど。
――しかし、がなりさんがこの1作をつくって農業に戻ったら、またAV業界が閉塞するという危惧もありますよね。
高 そこを打開するためにも、今回の作品をつくったんです。これには、ひとつのジャンルとして、市場を新たに開拓する力がある。「ライトAV」というね。これをまねることは、馬鹿でもできるでしょ? それに、グラビアアイドルにいきなり「AVで裸になって」と言っても、みんな嫌がるけど、その前のステップとして、まず今回の作品のような舞台でAV制作者と交流をもってもらおうと。ライトAVも盛り上がるし、その中の一部でも本格的なAVに来てくれたら、業界も盛り上がる。それぐらいの影響力を持つことを、この一作で成し遂げようと思っているの。俺、すごいですから。
――おっしゃる通りに事が進むのか、結果が出た頃にまた話を聞かせてください。ところで、今は「国立ファーム」というブランドで、生産から販売におけるまでの農業ビジネス改革を行っているそうですが、今回のAVも国立ファームが制作元になっています。「国立ファーム」ブランドにとっては、マイナスでは?
高 そりゃ、国立ファームのスタッフは、みんな大反対です。「やっと名前も知れてきたのに、これでは農業業界の仲間に入れてもらえなくなる」と。でも、それはおかしいんですよ。俺は、国立ファームに10億円出資するつもりですけど、それはAV業界が稼がせてくれた金です。だから「?AVとは関係ない?なんて顔をするのは、筋が通らない」と。それは、これからだって隠せるものじゃない。しかも、請われてはいないけど、今、AV業界が困っているんだから、国立ファームとして恩返しにいかなきゃいけないんです。俺の持論は、筋を通せば、遠回りはするかもしれないけど、ビジネスはうまくいくっていうもの。それは、ものづくりに徹底的にこだわらなきゃいけないという点も含めて、AVも農業も一緒なんですよ。