25日の東京株式市場は、前日の米国市場でダウ工業株30種平均の終値が6営業日ぶりに史上最高値を更新したことや好調な企業業績が今後も続くとの期待感から日経平均株価は続伸し、一時、前日終値比110円24銭高の1万7617円64銭まで値を上げた。取引時間中に1万7600円台を回復したのは、00年7月4日以来、約6年6カ月ぶり。午前の終値は同58円98銭高の1万7566円38銭。TOPIX(東証株価指数)も4日続伸し、午前の終値は同3.99ポイント高の1742.60、東証1部の午前の出来高は11億3000万株。
市場関係者によると、電機、鉄鋼、証券など幅広い銘柄が値を上げた。財務省が朝方発表した貿易統計(速報)で、12月の貿易黒字が前年同月比22.8%増の1兆1150億円と、2カ月連続で増加したことや、朝方の外国人投資家の日本株売買が9営業日連続で買い越しになったことも好感された。
市場では、日銀の追加利上げ見送りで円安・ドル高基調が続くとみられることから、今週から本格化する06年10~12月期決算発表で、今後の業績見通しも堅調だとの期待が強い。このような見通しを受けてトヨタ自動車株は一時、同70円高の8220円まで値を上げ、上場来高値を更新した。市場関係者は「円安による輸出関連企業の収益増への期待が、内需関連株など他の業種にも波及している」(大手証券)と見ている。【
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