神戸市交6000形の日中試運転が始まる | じーななの鉄道・乗り物ブログ

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6月11日から神戸市交6000形の日中試運転が開始されました。西神・山手線にとっては24年ぶりの新型車両になります。今回は車両紹介も兼ねて、その試運転の模様を紹介します。

 

神戸市交6000形6129F  名谷駅にて

 

神戸市交6000形は老朽化した現行車の置き換えと、三宮駅から設置が始まったホームドアへの対応を目的に登場し、今年3月末に第1編成の29号車が名谷車庫に搬入されていました。メカ面ではMT比率が北神車と同じ3M3Tとなり、現行車と動力車配置が異なっているのが特徴です。

 

伊川谷~学園都市にて

 

地上区間で編成を上から狙いました。日中試運転開始前に数回深夜試運転を行っていたようですが、新造間もない車体・足回り・屋上機器は新品そのものでした。なお地上区間で撮影すると、実際の車体色よりも明るく写ってしまうようです。

 

湊川公園駅にて

 

湊川公園の地下構図でも撮影しました。地下区間の方が実際の車体色に近い発色で撮影できました。先頭車両にはスカートが取り付けられており、現行車と連結器周りの雰囲気や塗装が変わっています。

 

 

それでは、車両の細部を見ていきましょう!

 

 

先頭車両の貫通扉と乗務員扉の横にはロゴマークと車番のステッカーが貼られています。また、各車の車端部にも立体切り文字の車番があります。

 

 

行先表示装置にはフルカラーLEDが採用されています。西神・山手線では初の運番表示も可能です。撮影時はSS1/1250以上で表示切れしました。

 

 

台車です。山陽6000系や京阪13000系のものによく似たボルスタ台車(?)を採用しています。扉から出ているケーブルが試験車らしいですね。

 

 

パンタグラフはシングルアーム式を採用しています。谷上~西神中央ルートでは初採用です。現行車と同じ2・5号車の2両に2基ずつ設置されています。

 

神戸市交6000形6129F・1000形1116F

西神中央駅にて

 

神戸市交1000形1101F・6000形6129F

新神戸駅にて

 

一方で現行車の動向も要注目です。先週の試運転中には1000形などの現行車との共演もしばしば見られましたが、早ければ今夏から現行車の撤退が始まるものと思われます。記録はお早めに・・・