私も通学等でよく使っている神戸市営地下鉄西神・山手線、新型の6000形導入や三宮駅ホームドア設置など大きな転換期を迎えようとしています。今回はそんな西神・山手線の現況を車両たちと共に紹介したいと思います。
神戸市交1000形1101F 学園都市駅にて
まずは西神・山手線開業時から活躍し続ける1000形です。最古参の形式ながら西神・山手線最大勢力の車両でもあります。こちらはその中でも最初に投入された1次車のグループです。
神戸市交1000形1108F
こちらは1000形の中で最も多い2次車。連結器横に検査用栓受けが追加されているのが外観上の違いです。07号車以外の全車がIGBT-VVVFに換装されており、パンタ付電動車の床下に異様な空きスペースができています。
神戸市交1000形1117F
そして1000形の最終増備グループの3次車です。1・2次車と違いクーラーが大型2基搭載となり、前面に手すりとアンチクライマーが追加されています。また扉の飾り帯が撤去されており、かなり変化が見られます。鉄コレのモデルともなったこの3次車ですが、6000形投入後早期に撤退が予想されるグループでもあります・・・
神戸市交2000形2119F
こちらは希少な2000形です。北神車よりも少ない4編成のみの在籍で、入場中(?)の21号車を除き全編成が稼働しています。
神戸市交3000形3123F
総合運動公園～学園都市にて
そして現在の西神・山手線の最新車である3000形です。26号車が市電復刻塗装となっていることで話題の車両ですが、すでに全6編成が最終全検を終えています。2015年夏に出場した23号車は余命2年を切ったと予想しています・・・
神戸市交3000形3125FXmasデコレーション列車
同上 伊川谷駅にて
同上 三宮駅にて
西神・山手線冬の風物詩「クリスマスデコレーション列車」にも3000形が使用され、今年は25号車に装飾と特別HMの掲出が行われました。ホームドアのない三宮とクリスマス列車の組み合わせは今年が最後となりそうなので、こちらも記録しました。ホームにはすでに台座とテープで仮固定された点字タイルが設置されています・・・
神戸市交3000形3126F＆3125F
西神中央駅にて
最終運転日の12月25日の夜には市電復刻塗装26号車とクリスマス列車の並びが西神中央駅で実現しました。さながら神戸市交からのクリスマスプレゼントといったところでしょうかｗ
神戸市交3000形3126F市電復刻塗装
総合運動公園～学園都市にて
同上 学園都市駅にて
同上 伊川谷駅にて
同上 三宮駅にて
そして3000形で最も注目されている編成といっても過言ではない26号車・市電復刻塗装です。西神方1両がマルーン色、残りの5両がグリーンとグレーのツートンカラーになっています。イベント時には26号車専用のHMが装着されますが、普段は通常の車両と同じHMで走っています。一度でいいから本線上で専用HM出してるところを見たい・・・ｗ
開業から40年、直通相手の北神急行にLED幕車が登場したり、三宮駅のホームドア設置準備完了、来年度の新型車両投入など、長年変化がなかった谷上～西神中央ルートに新時代が少しずつ到来しようとしています。日々利用している路線でもある西神・山手線の変わりゆく姿を、これからも記録していきたいです。