教訓めいたお話し | 社会人の簿記・会計系資格取得のためのブログ

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自ら苦労した公認会計士試験等の勉強で、合格を果たし、その後の実務経験により得た知識と経験、そして、大手専門学校での15年以上に及ぶ講師経験も併せて、このブログにおいて「働きながらスキルアップ」を目指す社会人受験生向けに情報を配信していきたいと思います。

こんばんは。

本日も当ブログにお越しいただき
誠にありがとうございます。


さて、今日は教訓になる面白いお話を
ひとつ書いてみたいと思います。



ある学校で、先生が英単語100個を明日

までに覚えてこい、次の日にテストする
といいました。



普通の真面目な子Aくん


家に帰って、ご飯食べて、お風呂入って、
よし覚えるぞ!


といって、試験範囲の英単語を上から順
に覚えようとする。


自分は手を動かすタイプだと、ノートに
英単語を書いて、それで覚えていく。


pen pen pen pen pen pen pen pen 
pen pen pen pen 


like like like like like like like like like
like like like like like like


これだけやると、さすがに鉛筆で手も真っ黒です。


ノートを見ると、努力の跡が。


いやー自分は本当に勉強したな~と
達成感いっぱいです。


しかし、時間はどんどん過ぎていく。


時計をみたらもう、11時だ。
 

よーし、明日の単語テストで良い点数を
取るために、今日は徹夜覚悟で頑張るぞぉー!


絶対に、クラスの人気者のB君には負けないぞ!


このテストでは、彼に絶対に勝つ!



やる気十分です。


翌日、いよいよテストです。


B君、今日の単語テストは準備はバッチリ?


クラスの女子が、B君に聞く。


いやー、昨日、部活が結構遅くまで
が練習あったからさ、あまり覚える
時間取れなかったんだよねー。


そのB君と女子との会話を聞いたA君は
密かにほくそ笑みました。


なぜなら、昨日は夜中の2時近くまで
英単語を書いて、必死に覚えていたからです。


さすがに、今日は眠くてしかないが、まぁ、
試験が終われば家に帰ってゆっくり寝れる。


そう思い、テストを頑張ろうと思うA君
だったのです。


そして、いよいよテストが始まりました。


・・・・・・



テストが終わり、先生から上位トップ10の
氏名が発表されたのです。


その第3位に、B君が入っていました。


一方のA君は、努力の甲斐なくトップ10
入りは果たせず。


どうしてこんな違いが出たのでしょう?


 実は、両者のやり方に違いがあったのです。


 まず、B君は単語100個を覚えるのは
困難として、50個は捨てて、残り50個に
集中することにしました。


しかも、覚えやすい単語、繋がりのある
単語を選びました。


また、まとめて覚えれるように、複数の
単語を使って簡単な英文を作り、イメージ
と一緒に覚えたり、英会話をイメージして、
その英文を読んだりして覚えてました。


一方のA君は、書くまでもないですね。


あと、B君は、単語のスペルから目を
話し、見ない状態で書けるかをチェック
していました。


書けない単語はチェックを入れて、再度、
書けるかどうかを見ないで確認していきました。


一方のA君は、見ながら書いてます
これでは、使う脳の神経が違うため覚えられません。


つまり、A君は、脳の構造から、覚えにくい
方法を取っていたのです。


A君には、この一件は非常にこたえました。


なぜなら、自分なりに一生懸命努力したからです。


何より一番悔しかったのは、部活動でそんなに
勉強時間を取れてないはずのB君が自分よりも
点数が良かったことです。


やはり、自分はダメなんだ。


やっぱり、自分には能力はないんだ。


何をやっても、B君には勝てないんだ。



そう思う、A君なのでした。


・・・・・・・


もう、A君の肩をポンポンと叩いて
言ってあげたいですよね。


ちゃうちゃう。
別に君に能力がなかったって
わけじゃないよ。


単に「やり方」を知らなかっただけ
なんだよ。


大丈夫!


「やり方」を教えてあげる。


「やり方」を変えれば、必ず君も
トップ10に入れるはずだよ!



さあ、あなたはどちらのタイプでしょうか?