
王になれって言われて育てられてるから、ムファサの能力を素直に受け入れられないプライドが、自分をさらに苦しくさせるし。
自分が育った群れがタカとムファサ以外全滅したあと、出会った素敵な初恋のメス(サラビ)は、ムファサといい感じだし。
観てる間、タカはどう生きたら正解だったんだろう?って考えてました。
プライドを捨てて、王をムファサに譲って自分はサポートにまわればうまくいったのか。
でも、それでタカは生きてて幸せなんだろうか。
もう同年代のオスが2匹いる時点でどう考えてもうまく行かないから、やっぱり今回のストーリー以外はなかったのか。
みんなで幸せになれる結末がなかなかイメージできなくて、悩みました。
あと、途中でタカがムファサを裏切ってからも、肝心なところではタカがムファサをかばってたので、「あぁ〜、実はいい人な部分もあるって見せないでほしい…」と苦しかったです。
最終的には、その善の心よりも、妬みや嫉妬や怒りが勝ってしまう性格だったからヴィランになったんだと思いますが、やっぱり、フィクションにおけるヴィランは最初から最後までヴィランなほうが好きだなって思いました。
タカの話をするとどうしてもしんどい感想になるんですが、映画としては、種族が違う孤独な動物たちが集まって「家族」になっていくお話としてよくまとまってました。
ムファサは、さっも書いたようにとにかく色んな場面で、無自覚に王になる風格が出ちゃってるので、文句無しにかっこいいです。
サラビ(後のムファサの妻&シンバの母)は、アニメの時もきれいだったけど、若い頃から見た目だけじゃなくて性格も美しい。
まさか、サラビはサラビで別の全滅した群れの姫だとは思いませんでした。
ザズー(後のムファサの側近の鳥)が、サラビの群れの家臣だったってのも驚き。
ラフィキは、群れを追われた過去があるってわかって、今まで雰囲気のある謎なマンドリルってイメージだった彼のキャラクターへの解像度がちょっとあがりました。
ムファサの壮大なお話が終わったら、キアラがメインのシーンに戻って、シンバやナラ、ティモンやプンバァといった馴染みのあるキャラクターのシーンでエンディングなので、見終えたあとは予想より穏やかな気持ちでした。
しかしタカについては辛い気持ちが残るので、こうなったらキアラとコブ(スカーの息子、養子)がメインのライオンキング2も超実写版でやってもらって、ムファサとスカーの血縁の和解まで見せてほしい!
せっかくキアラが登場したし、辛いストーリーのあとのハッピーエンドな続編ならウケもいい気がする。





























