このプリンセス達のお部屋のシーン、すごくよく再現できてるー!!
以下、ネタバレありの感想。
前作で、ゲームセンターにあるゲームキャラクターとして登場し、異なるゲームのキャラクターながらも友情を育んだラルフとヴァネロペが、今度はインターネットの世界に飛び込むのが今回のシュガーラッシュオンラインの概要。
ヴァネロペが所属するレースゲーム「シュガーラッシュ」のハンドルが壊れてしまって、このままではゲーム機本体が廃棄の危機に!
落ち込むヴァネロペと助けようとラルフは、インターネットの世界でハンドルを見つけてゲーム機を修理しようと提案。
不馴れなネットの世界に2人で飛び込みます。
このインターネット上の世界の表現がとっても面白かった!
ポップアップ広告のしつこい感じや、検索エンジンのせっかちな雰囲気、ツイッターのつぶやきが拡散されていく様子などが分かりやすくキャラクター化されていて、観ていて楽しかった!
さんざんCMで流れていた「オーマイディズニー」のサイトにヴァネロペが行くシーンも、思ったより尺が長い
ズートピアのニックや、プーさんのイーヨーも出演!
ほんの1シーン程度の出演かと思っていたプリンセス達は、何と終盤でも大活躍!
自虐ネタを入れつつも、強く美しいプリンセス像はそのままで、ディズニーのキャラクターを大切にする姿勢、ほんとに好きと思いました。
最初は、ハンドルを手に入れたら元のゲームセンターの世界に帰るはずだったけど、好奇心旺盛なヴァネロペと、変わらない毎日を大切にするラルフの意見が食い違って、ラストではインターネットの世界を危機に陥れるハメに。
ここでラルフの形をしたウィルスがたくさん出てくるんですけど、ウィルスが集まって蠢いてるシーンが気持ち悪かった
そして、今まで友達いなかったせいでヴァネロペに依存するラルフにイライラ
ヴァネロペもわりと自分勝手だけど、そのヴァネロペがまともに見えるくらい自分勝手な行動をして、まわりが見えなくなってたラルフ。
でも、ラストはきちんと自分の弱点を見つめ、克服し、インターネット世界の危機も救うことができました。
ラルフって、昔のゲームだから単純な性格設定なのかなー。
思慮深さが全然ないからムカつくことも多いけど、そのぶん素直だから、悪いことをしたと自覚したら、ちゃんと反省できるところは大人としてすごいなぁと思います。
世界の危機も救って平和になったら、映画も終盤。
ラルフもヴァネロペは、ゲーム機とインターネットという別の世界で生きていくことに。
ラルフってヴァネロペ大好きだけど、ここで一緒にネットの世界に残るって言わないで、自分は元の場所に帰るところが、ラルフはラルフでちゃんと「自分」があるんだなと好感持てました。
何をしてても、どこにいても友情は変わらないっていう、よくあるテーマをディズニーネタを盛り込んで、分かりやすく伝えてくれる映画でした。
ちょっとラルフが女々しすぎるかなぁと思うので、1と2のどっちが好きって言われたら1かなw
でも、1よりラブラブなフェリックスとカルホーン軍曹が見れるし、ザンギエフやソニックも変わらず出てくれるので、とりあえず観る分には退屈しない映画です。
このかわいいかわいいウサギちゃんとネコちゃんは、エンドロールでかなりブラックな笑いを提供してくれますw