【Focus】2012年のテーマ
クリスマスはパリで過ごし正月はロスでゆっくりスタートする。。
旅先、一年を振り返り人生の進め方や心のあり方について再度考え直したんだぁ。
去年のテーマは「Life is short, Just do it.」であり、
頭の中ではあまり理屈に叶っていない事も子供心で行動し、進行中に方向調整をしてみた。
http://ameblo.jp/e-volution/entry-10756639809.html
結果、創造もできなかった事柄が現実となり2012年をスタートできることになったこと、
とても不思議だけど何となく納得がいける経験となったな。
CS22は自分が一番尊重する建築なんだぁ。ライフスタイルとはこういうものから始まるものだと思う。
去年、深く心に残った事、
あまり上手くできなかったこと、
嬉しかったこと、
悲しかったこと、、
ページいっぱいとなったスケッチブックを読み返しながら
こんなに沢山のことを達成したのに、
スケッチブックを読み返す前までは2-3しか覚えていない事にも驚いた。
自分が一番近かった恩師、里子さんとの別れがあった。
彼女がこの世から去った時、人の肉体は何れ無くなってしまうけど
人の考えや情熱というものは居なくなっても生き続けるものなのだと実感した。
物理的別れは当然悲しくて、寂しくて、惜しむ気持ちは当然だけど、
時間が過ぎるに連れ彼女の思想は自分の心の中に生き続けている。
去年、
中国という大舞台で今までにないアプローチでこれからの生き方「心耕」を紹介した。
民間会社から投資家へ
投資家から政治家へ
政治家から政府へ
W市書記長が出席した都市計画「心耕教育」のプレゼン前では
政府への発表にも慣れ始めていたはずの自分も
さすがに指先が震えていることに気がついた。
「こんなぶっきらぼうなことを発表しても
どこまでわかる者がいるだろうか?」
「このプレゼンを成功できなれば、
投資家を含め今まで頑張ってきたみんなにどのように説明しようか。」
そんな時、ふと里子さんの表情が浮かんだのを覚えている。
「大ちゃん、やる前から悩んだってしょうがないでしょう?」
「どうせ失敗するんだったら、失敗する過程を楽しんじゃえばいいのよ。」
結果、プレゼンは大成功だった。
3月11日は上海にいた。
虫の知らせもなく沢山の命がこの世を去った。
世の中に起こり得ることは自分ではコントロールできないけれど、
その出来事が自分にとってどのようなことであるかということは
自分で判断できる。
当初はとても混乱したけれど、
起きてしまった出来事には理由はあまり問題ではなく、
残された者、そして生かされている者にとって
僕たちが与えられた今日という時間は平等に与えられているのだと思った。
自分はただ生きているだけではなくって
「意味のある生き方」を全うするために生きているんだと思った。
もし自分がこの世を去ったとしても、
残された方には自分以上に意味のある生き方を全うしてもらいたいと思うだろう。
困っているときだからこそ、助け合う。
「きずな」という言葉は本当にきれいだと思った。
同時に日本人であること、また日本という国を誇りに思った。
ある日、鏡に自分の表情を見た。
40代という、どこから見ても「おじさん」になった自分、
肉体的にも衰えている自分がとてもイヤになった時もあった。
「できなくなる前にやりたい事を今、やろう。」
2011年4月、
ハリウッドでアクターをトレーニングするN氏から
最新型食事療法を教わり、28日間で食事のタイプを変更し
1ヶ月で計2時間のエクササイズだけで、
体重を9Kg落とし、筋肉を増加した。
ダイエットとは「減量」という安易な考え方から
よく食べ無理のない運動をすることで
「プロポーション」を向上し、素晴らしいエネルギーを得られることを体験した。
結果、スカイダイビングを月1のペースで始め、
アラスカでインディアンにカヌーを教わったり、
ゴルフもギリギリシングルまで辿り着くことができた。
「時間がなかったのは、優先順位の選択が間違っているから。。」
命という尺度を使えとき、
優先順位はとてもシンプルだった。
「できない理由より、
やらなかった後悔。」
最後は自分の心に聞けばいい。
「好きな時に好きな人と好きな建築をする。」
プロジェクトを進めながら、スポーツが一番の息抜きになり、
創造力や発想力を助けてくれた。
人生とはプロセスであり、これといった生き方はないという。
「これからも自分らしい生き方を全うしよう。。。」
現在進行中である心耕プロジェクト#1はテレサテンの親友であった元大女優リリー・ホーのビジョンの元で進めている。将来の食文化を築き直すためにもオーガニックな育て方、生き方が重要しされることだろうなぁ
更に自由に大好きな旅を続けてた。
ロス、バンクーバー、アラスカからロンドン、
クウェートでは素晴らしい青年の成功をたたえ、
ドバイでは未来の可能性を確認し
中国上海ではオフィス設定や度重なる会談、会食、
北京、無錫、武漢、大連から青島、
パンツ一枚で駆け込んだ子供。
協会の中が一杯になり外で入れなかった沢山の子供たち。
小さな心がけがとっても意味のある経験を届けているようだった。
1999年から始めた「You are not alone project」去年はフィリピンで実行できた。今年は更に意味の深い貢献をしてみたい。
日本には北海道、東京を訪ねた。
結婚式を祝う喜び、
結婚式に出席できる喜び。
仕事という理由から結婚式にも出席できなかった過去の自分に
さよならができた。
東京では実の弟が娘を迎えた。
本当にうれしくて、同時に彼を誇りに思うのに
なかなか上手く言葉で表現できなった。
小さな赤ちゃんを抱かしていただいたとき、
素晴らしい命の輝きと家族が抱く期待を感じた。
はなちゃんは赤ちゃんの香りがした。
同日夜、家族みんなで夕食を住ませた後、
突然睡魔に襲われた。
始めて会った弟のお嫁さんがいるというのに、
集中しないと気を失ってしまうようだった。
「お疲れなんですねぇ。」
お嫁さんのSちゃんはやさしくコーヒーを作ってくれたに、
目を開け続けることができなかった。
とても失礼なことをしてしまい、本当に恥ずかしい思いだった。
頭の中では全く問題がないはずだったのに、
体は疲労が蓄積しているようだった。
ロスに戻り点滴を打つ際、
「体はそんなに強いものではないのですよ。」
「仕事も遊びも程々にしないと結局、体が最初にボロをだしますからねぇ。」
この時期から自分の頭の中も、複数の考えで常に一杯だった。
2010年、自由な時間と移動力を手に入れ、
仕事から情熱という視点で人生をスタートした。
会社という視点ではなく、自分がどのようなプロジェクト、
どのような人と時間を過ごしたいのか?
ということをベースに考え、沢山の事柄ができるようになった。
でもねぇ、「心のあり方」がしっかりしていないと
どうしても自分を見失ってしまいそうな状況になったり、
楽しさのあまり体の限界が気がつかないほど、
エンジンを回し過ぎてしまうお粗末な自分があった。
頭の中が様々な思想で一杯で、
一つのことをしているのに、
他のことを考え始めたり、
一つのことをしているに、
メールが入りと直ぐに返信を始めたり、
一つのことをしているのに、
携帯がなり、返答、また他に連絡を取り始めたり。
2006年当時の「心を失う忙しい自分」の始まりが目に見えるようだった。
クリスマスはパリに戻り、
もう一度、自分を見つめ直した。
「また、自分はこの繰り返しだなぁ。。」
そう思うと、ロスに戻りもう一度「Go pile」のトレーニングをする必要があると思った。
Go Pileを練習しよう→http://ameblo.jp/e-volution/entry-10368184847.html
2011年12月31日を期に
さらに80%以上の私物品を捨てるかドネーションし、空間も頭もスッキリしました。
インドのヒマラヤでホテルデザインをしていた時、
ブーダのリーダーからこんなことを教えていただいたことを思い出した。
Defining what not to do
is more important than
defining what to do...
つまり、
「するべきではない事を定義することは、
するべき事を定義することより大切なことである」
素晴らしいメッセージだと思う。
沢山やりたこと、沢山するべきことをしなくてはならないので、
どうしても「するべきことを」を最初に定義するものだけど、
今年は始めて「必要ではないこと、やめること」を定義してみた。
結果、
2012年は沢山の事柄を進めるけれど
一つ一つの事柄に集中して行動できるように心がけたいと思う。
人生は駆け引きではなく、また勝ち負けでもないと思う。
でもねぇ、
人として生まれてきたのなら、
人として最大のポテンシャルを発揮したいと思うんだぁ。
命いっぱい充実した時間を過ごすことができないなら、
自分への妥協や後悔といった経験をすることに繋がるから。
「後悔/妥協をしない」という定義も含め、
一つ一つに集中し、本能という心の声を大切にしたいと思う。
また、
ライフスタイルをもっと、もっとシンプルに、
必要ではないものは削除する。
今年は集中して、
「心耕」心をたがやし
「供育」供をそだて
「和広」和をひろげる
"Exercise How to Focus"
See ya,
:D