不可能が可能になる時。 | カリフォルニアの建築家日記

不可能が可能になる時。

数十時間まで前までは不可能と言われていた。

やっぱり間に合うわけない。  
前例もないし、第一、普通に考えたらまともじゃないよね。

そんな時って否定するほうが正論に聞こえるし、
否定するほうは間違いを起こすことを待っているのだから
当たる確立も大きいわけ。

「ほら、いったでしょう」という瞬間を待っている様。

でも当たり外れじゃない時もある。

そんな時は、、

「WE MUST ABSOLUTELY HAVE TO DO IT...」

↑覚えてるかナァ?  →関連記事を読む。

久しぶりにこのフレーズを使った。 
絶対に、絶対に、やらなくてはいけない。 チョイスではない。
やらなくてはいけない。  だから、絶対にできる!

みんなの心が一つになる時、
「私は何をすればいい?」なんていう質問がなくなる。

「OK, I will do this, you do that, he needs to do this, we need to ....」 
OK, 自分はこれをやるから、君はこれをやって、彼はこれをする必要が、、、


全てがクリアーになる。 一人一人が出来ることを黙々と作業するようになる。
一人一人がリーダーになり、自分が独自の目標達成をするために助けを求める。

自然にクリエイトするリーダー、サポートするリーダー達が生まれる。

プレゼン資料は図面等も含めると108ページとなった。

そして20時間後、、、








YES! WE MADE IT!!!ビックリマークビックリマーク


プレゼンはサウジ・アラビア、 クウェート、そしてロサンジェルスの3ヶ所をインターネット回線で結む、ビデオ会議となり、4時間に及んだ。

今回は実際に会っていないのでタイムラグがあり相手の表情が見えないが、サウジの将来を考えるVISIONを熱論した。

気になる結果は。。。






「目からウロコ、、、」目
だって!

クライアントのトップである○○会長は
「私が創造する以上のすばらしいVISIONを見せていただいた。
また、こんなすばらしいプレゼンは見た事がない。。。」

クライアント一人一人から感謝のお礼をいただきました。




不可能が可能になった瞬間。。。



それを聞くスタッフの姿はとても力強いものがあった。

みんなの嬉しい顔をみると自分ももっと嬉しくなって。。
涙が出そうになったけど、ここはこらえなければ。。。



会議後、シニアデザイナーのエドワードはみんなにこういった。

「辛いことを乗り越えて始めて、嬉しい気持ちになれるんだね。」
「今日はみんなにありがとうとはいわないよ。 だってこれはみんなのプロジェクトだから。」

「AN AWESOME JOB, R204!」
最高だぜぃ!

「This is who we are!!!」
これが本当の自分達だ!



みんなで手を叩いてよろこんだ。



ブログのみんなさんからも沢山メッセージ、コメントをいただきました。

本当に、本当に、ありがとう!





追伸・ チームのみんなはエネルギー補給のため無事に帰りました。
2-3日休養です。

自分も明日はオフしよう。。

プレゼンで使用したイメージもぜひご覧ください。
→不可能だったパースを見る!




D.