「する」のいろいろ | てにを舎の考具 考える日本語®

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日本語を学びなおしてみると、今まで気づかなかったルールや魅力が見えてきます。
少しだけことばに意識を向け、日本語について考えてみませんか。

さて、お茶にするか。
あしたテニスをする。
けがするなよ。
この人形はどのくらいするの。


など、使い勝手のよいことば「する」。


わたしたちは、何気なく文をつくっていますが、
「どういうときにするを使うか」と聞かれてもうまく説明できません。


「する」は次のようなことを言い表したいときによく使います。

1 ~をするの形で
 ①動作を表わす
  食事をする。野球をする。
 ②職業や地位を表わす
  先生をしている。議長をしている。
 ③身に着ける
  ネクタイをする。腕時計をする。
 ④元の状態を変える
  世界を平和にする。

 ⑤形や様子を表わす
  青い顔をしている。
 ⑥病気やけが
  病気をする。大けがをする。


2 ~がするの形で
 ①感覚
  いいにおいがする。すてきな音がする。
 ②体の状態
  吐き気がする。頭痛がする。


3 ~(こと/よう)にするの形で
 ①意志の決定
  昼はラーメン(を食べること)にする。来週は行くことにする。
 ②努力目標
  早く寝るようにする。期日までに仕上げるようにする。


4 するの形で
 ①時間
  5分したらまた来てください。
 ②値段
  この指輪はいくらしますか。


彼女に恋をした。の「する」は、どのような意味で使っているのでしょうか。