高校時代の先輩がねずみ講に、つまり鼠先輩。 | しゃちょを のブログ

高校時代の先輩がねずみ講に、つまり鼠先輩。

高校時代の先輩がマルチにひっかかって友人をすべて無くしてお金もなくしました。人が良いで有名だった先輩。眉毛がつながっていた先輩。ねずみ講にひっかかったから、鼠先輩。

マルチ商法ひっかかる人は、マルチ商法にひっかると思っていないから、マルチ商法にひっかかるんですよね。
(マルチ商法やネットワークビジネスやネズミ講など、以下マルチと呼びます。)

今からその手口を事細かく教えるから、ひっかからないようにね。


ほとんど同じ手口だからマルチは。

ひっかかりやすいのは主に進路の決まらない大学生、それと、日々ひまにしている主婦。
なぜだかわかります?自分の人生に重要感を感じられないんです。そこで「社会貢献ができる、同時に金儲けができる、ビジネスのノウハウが学べる、人脈が作れる」などと言って誘うのが基本です。


まず、都内の貸し会議室で説明会が行われる。参加者20名くらい。そのうち5~6人は客のフリしたダマしだからね(講演者のギャグに大げさに笑ったり、うなづいたりする)それで簡単にサクラは見抜ける。

そこで大抵、金の腕時計した金持ちそうなのが入ってきて、簡単に一ヶ月150万儲かるとか言い始めるからね。副業程度で構わない。楽に稼げる、しかも社会貢献になる。と言う。
健康食品や、化粧品や、小さな美容器具の販売をするということ。たちが悪いのは、商品を自分が使えばいいと言うから違法行為ではない。 売るのは簡単だと繰り返す。しかも売上の一部は恵まれない子どもに寄付をしていると言う。やたらビジネス用語、横文字を連発する。


「代理店ビジネスだ。マクドナルドと同じだ。DOCOMOと同じだ。セブン-イレブンの仕組みと同じだ。」という。論理破綻しているが、学生や主婦には安心感を与えるらしい。


その後、信じこませるようにリアルな経験者の話をしてくる。時々、サクラによる拍手や歓声。バカだろ?


一通り説明が終わると、申込書が配られる。まぁ、普通の人は怪しむよね。だから、その場で記入しなくていいと言われる。会はそこで終了。

帰りは、自然に4グループぐらいに別れて集団で歩き始める。巧妙に仕組まれている。それぞれが喫茶店に入る。帰宅するなんて言えない雰囲気を出す。


そこの喫茶店で、さっきまで話を聞いていた側の人間が、「実は私はすでにやっていて、先月も50万儲けた」とか言い始める。
もう一度そこでボールペンと申込書が出てくる。2~3人のバカが申込書に記入。カモになる。

はい、終了。

いや、終了しない。自分もカモを見つけないと損を取り戻せないから、大切な人間関係をお金に変えようとしてしまう。なんか、使命感感じているから、友人を失っても良いんだ。みんなのために、世界平和のために、とかわけわからん。こと言い始める。笑






以下、マルチ商法に引っかかりやすい例をあげておこう。

○ 普段の生活にマンネリ化している主婦。

○ 進路が決まらない大学生

○ 幽霊とか超能力を本気で信じている人。

○ ウワサ話が好きな人。もしくは、ウワサをすぐに信じる人。

○ テレビのワイドショーが楽しみの人。