人生の景気・不景気
「次にやることを確保し続けることで、人生の景気を保つことができる」茂木健一郎
気分が「不景気」になると、何もやりたくなくなる。
いかに生きるべきか、何をなすべきか、そもそも何ができるのかとうだうだ考えて、それ以上前に進まなくなってしまう。
時には心の「大不況」や「バブル崩壊」も何度か経験した。
私も、あれこれ考えて「心の景気」を保とうと試みた。そんなことをしているうちに、次第に、それほど落ち込まなくなってきた。ずっと、「心の好景気」を保てるようになってきたのである。
「心の好景気」を保つコツは、いくつかある。
まず、落ち込んだときに、「この気分はずっと続くわけではない」と知ること、言い聞かせることである。実際そうなのだから。
人間はすぐに絶望しがちだが、気分はころころ変わる。心の氷河期は、簡単には来ない。
行き詰まったら、即座に気分転換をすること。
人生には、どうせやらなくてはならないことがある。それを、句読点のように入れる。
トイレをしたり、コンビニに行ったり、シャワーを浴びるといったことでも良い。
さっと切り替えて実行することで、それ以上落ち込むことが避けられる。
最悪なのは、どんどん落ち込んで、際限なくいろいろなことを考えて、何もしなくなってしまうこと。
ふしぎなことに、落ちていく喜びというようなものがあって、うだうだ、ぐだぐだの中に人は存在論的感触を得たりしてしまうものだが、その「罠」にはまってしまってはいけない。
「次にやること」をいつも考えていること。
朝起きたときから、夜眠るときまで、「次にやること」を工夫し、連続させて実行させていくこと。
「次にやること」の明るい熱狂の中に、自らを置いて、できれば我を忘れること。
そのような心がけができるようになってからは、「心の景気」が安定し、「心の好景気」が続くようになった。
こういうことを学校で教えるべき。教えると言うよりは,教師が生き様を語るんだよ。それが今の日本の教育現場には欠けている。
親も自分の生き様を堂々と語れない。
それじゃ,子どもがイキイキとしない。
未来がイキイキしない。
気分が「不景気」になると、何もやりたくなくなる。
いかに生きるべきか、何をなすべきか、そもそも何ができるのかとうだうだ考えて、それ以上前に進まなくなってしまう。
時には心の「大不況」や「バブル崩壊」も何度か経験した。
私も、あれこれ考えて「心の景気」を保とうと試みた。そんなことをしているうちに、次第に、それほど落ち込まなくなってきた。ずっと、「心の好景気」を保てるようになってきたのである。
「心の好景気」を保つコツは、いくつかある。
まず、落ち込んだときに、「この気分はずっと続くわけではない」と知ること、言い聞かせることである。実際そうなのだから。
人間はすぐに絶望しがちだが、気分はころころ変わる。心の氷河期は、簡単には来ない。
行き詰まったら、即座に気分転換をすること。
人生には、どうせやらなくてはならないことがある。それを、句読点のように入れる。
トイレをしたり、コンビニに行ったり、シャワーを浴びるといったことでも良い。
さっと切り替えて実行することで、それ以上落ち込むことが避けられる。
最悪なのは、どんどん落ち込んで、際限なくいろいろなことを考えて、何もしなくなってしまうこと。
ふしぎなことに、落ちていく喜びというようなものがあって、うだうだ、ぐだぐだの中に人は存在論的感触を得たりしてしまうものだが、その「罠」にはまってしまってはいけない。
「次にやること」をいつも考えていること。
朝起きたときから、夜眠るときまで、「次にやること」を工夫し、連続させて実行させていくこと。
「次にやること」の明るい熱狂の中に、自らを置いて、できれば我を忘れること。
そのような心がけができるようになってからは、「心の景気」が安定し、「心の好景気」が続くようになった。
こういうことを学校で教えるべき。教えると言うよりは,教師が生き様を語るんだよ。それが今の日本の教育現場には欠けている。
親も自分の生き様を堂々と語れない。
それじゃ,子どもがイキイキとしない。
未来がイキイキしない。