樹門流占い師のトノサキです。
本日、昨年3月、茨城県土浦市のJR荒川沖駅周辺で
8人が無差別に殺傷された事件の容疑者の初公判が
行われました。
動機は「将来への希望を失い、死を望んだが、
痛みを伴うため自殺できず、死刑になろうと無関係な人を殺害した」
「自分で自分を傷つけるのは怖いので、自殺ではなく、
一番手っ取り早く他人に殺してもらえる死刑を選んだ。
殺人は死刑になって死ぬための手段」
本人の弁からは反省はなく、
あまりにも身勝手な犯行に被害にあわれた方・遺族の方の心情は
いかばかりかを考えるとやりきれない想いです。
今日は運勢型からみる犯罪心理の話をします。
全ての運勢型にはプラスとマイナスの部分があります。
プラスに向かうときは輝かしい名誉もしくは財を築くことができますが、
マイナスに働くと不名誉に終わるなどの最悪の結果を生み出します。
同姓同名もこの原理です。
また、運勢は因果応報で成り立ち、
それが隔世によって遺伝した孫に強くあらわれ孫の人生を決めます。
名前とは人格や品格、そして天命といった「その人の全て」を表すものです。
祖父母が悔しい、悲しいといった負の感情は、
いつまでも消える事なく記憶に残り、魂に深い傷をつけます。
この負の感情、つまりは無念な思いは直接遺伝で子に伝わり、
さらに強い思いとなって孫の代へと隔世遺伝し、何とか思いを晴らそうとするのです。
被告の運勢型は「斜め型」です。
彼の母方の祖母は、血縁から見限られたり、配偶者の死別であったか、
離別によって弱い立場となり、「孤立した」「捨てられた」という辛く、
悲しい思いをしています。
そのため、捨てた相手を見返したい、もう悲しい思いはしたくないという魂が
隔世遺伝して、世間をあっと言わせたい、誰からも認められる存在となって
世間を見返してやりたいという「斜め型」特有の姓名が構成されているわけです。
また、誰からも好かれたいと思う反面、自分は好き嫌いが激しく、
一度イヤだと思うと、とことん嫌うところがあります。
母方の祖母が血縁から見放されたという魂が息づき、
危機感を強く持ち、我が身を守ろうとする傾向がとても強い事も特徴で、
その保身性の強さは時に自己中心的な言動としてあらわれます。
喜怒哀楽も激しく、一般的には勝手でわがままな人と映るようです。
被告は斜め型の運勢要素が結果的に完全にマイナスに作用したパターンで
保身性の強さから
「自分は悪くない」「自分が一番かわいい」という立場を堅持しようとします。
それが被告の場合、思うような人生が歩めないのは人が悪い、世間が悪い、
自分にとって不都合なものは排斥してもよいという発想に直結するのです。
ならびに世間をあっと言わせたい、誰からも認められる存在となって
世間を見返してやりたいという潜在心理も導線となり、
自分単独では死ぬに死ねきれず無差別に殺傷すれば死刑になれるという
事の悲しい顛末を迎えてしまったのではないでしょうか。
ちなみに秋葉原無差別凶行の容疑者も同じ運勢型で、
本件同様にエゴイズムの極限です。
本能を満たせば満たすほど必ず家は閉じるようになっています。
世間をあっと言わせ、注目を浴びるには様々な方法があります。
被告は、凶悪な犯罪者として注目を浴びることとなりました。
同じ天命を持って生まれ、目指すものは同じであっても、
その矛先がどこを向くかによって、人生の結果には天と地ほどの差があるのです。
一般的に「斜め型」は直感に優れた感性の頭脳で
本音で勝負する人間味にあふれた運勢型です。
著名人には
麻生太郎 滝沢秀明 矢部浩之 桜井和寿 倖田來未
小室哲哉 山口百恵 内村光良 中川翔子 高橋英樹
武田鉄矢 長谷川京子 小田和正 相武紗季 浜田雅功
有田哲平 関根勤 国生さゆり 原田泰造
がいます。
運勢型が持つ目標・使命は同じですが向かう先によって
結果は雲泥の差になることを今日はお話をしたかったのです。
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