こんにちは、ASAKOです。
前回、わたしの仕事の見つけ方について書きましたが、
じゃあ、実際どんなことがあったのかといいますと・・・
私は30才の目前に、中国に留学したのですが、
1年留学したら日本に帰ろうと思っていたんですね。
でも、実際中国にいって勉強しはじめたら面白くて、
中国での生活も楽しく、もっと滞在したくなったのです。
それで、半年くらいたったころ、
今度は働きながら中国語の勉強もして、
もう少し中国生活をしてみたい、
と思うようになりました。
「日本語教師って、やってみたいなあ・・・」
なんて思ってました。
しかし、私は教職も持っていなければ、
日本語教師の勉強もしたこともなく、
もちろん、資格ももってなかったんです。
でも、やってみたかったんです。
そんなことを思いつつ、春休みになり、
1ヶ月間、同じ学校の友人と一緒に
中国の南方に旅行に行くことになりました。
その友人の友人Aさん(中国人)がシンセンという街にいるので、
旅の途中で立ち寄って、一緒に会いにいったのです。
私はAさんとは初対面だったのですが、
Aさんに
「1年間勉強したら、どうするの?」
と聞かれて
「仕事をしながらもう少し中国にいようと思う」
といったら、
「どんな仕事をしたいの?」
と聞かれ、
「日本語教師をやってみたい」
と話したんです。
旅行から戻って数日たったころ、
Aさんから電話がありました。
「日本語教師の仕事がシンセンであるんだけど、やりませんか?
日本の大学のような学校で教えるんだけど」
と。
初対面の人に仕事を紹介してもらえると思っていなかったので、
とても驚きました。
5月に面接があるから、来てみたいかと言われました。
行ったら、たぶん、決まるのだろうな・・・
という予感がありましたので、
行きます!と答えました。
ちなみに、私が留学していた場所は中国の東北地方。
一方、日本語教師の仕事があるのは
中国の南方です。
中国は広いので、同じ国内とはいえ、
北と南とでは気候も食べ物も言葉(標準語は北京語ですが)も違う。
まるで違う国のようです。
しかも、Aさんは、友人の友人とはいえ、初対面の外国人。
今だったら、断ったかもしれません。(汗)
でも、あとから友人となったAさんはとってもいい人でした。
Aさんを紹介してくれた友人は
「ほんとに行くの?行ったら断れないよ。」
と心配していましたが、
私は行くなら、よっぽどのことがなければ受けるつもりでいました。
面接したら案の定、それで決まりでした。
しかも、日本語教師としては破格の報酬で、
それもまたビックリでした。
なんと、一般的な報酬の約4倍だったのです。
他の英語の外国人講師たちも同じだったので、
私だけが特別というわけでなく、
この学校として決まっている報酬だったのでしょう。
ただ、学校の敷地内のマンションに
学校の事務をやっている中国人女性とルームシェアして住むことと、
日本人は私一人という環境でした。
マンションは、留学先の寮よりも快適だったし、
ルームメイトは日本語を話せなかったので、
中国語のブラッシュアッップには最適でした。
まさに、私が望んでいたような環境が手に入ったのです。
もちろん、大変なこともありました。
のどが晴れてなかなか治らず、
授業を1ヶ月お休みさせてもらったり、
授業の準備に毎日夜遅くまでかかったり、
東北地方にはいなかった
でっかいゴ○ブリが多数出没したり、
夜中に物音がすると思ったらネズミが部屋の中にいたり・・・
今となってはいい思い出ですが。(汗)
さて、ちょっと長くなりましたが、
どうして日本語教師の経験も資格もない私が、
「偶然」破格の報酬でこの仕事を得ることができたのか?
というポイントについて次回お話しします。
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