イメージしたことが実現したとき、しなかったとき | カラフルな世界へ

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木


こんにちは、ASAKOです。


今でこそ引き寄せの法則という言葉は、よく聞かれるようになりましたが、

私がイメージングを実践して、そっくりそのまま実現したのは大学生のとき。20年くらい前のこと。

引き寄せの法則なんて聞いたこともない時代でした。

当時、国文科の大学4年生だった私は、卒論の締め切りまであと2ヶ月足らずというに、全く書けずに困っていました、

ある夜ふと、卒論が書き終わっているというイメージをしてみたらどうだろうか・・・?

ということを思いつきました。
そんな考えが降ってわいたのです。

しかも、なぜかその時、寝る前にやるといいかもしれないとフト思い、卒論が書き上がって、教授に絶賛されている様子をありありと思い浮かべ、すっかりその気になってニヤニヤしながら寝ました。


大分たってから知ったことですが、寝る前とか、朝起きたばかりの時は、潜在意識が開いているので効果的なんです。


私は小さい頃から、イメージの世界で遊ぶのが好きで、その気になるのは得意だったので、面白がってイメージしてました。


当時の私は、3年のゼミの単位も落としてしまった劣等生でした。
ゼミの友人はみんなまじめなので、そんな人は私だけ。

卒業できるかどうかの瀬戸際に立たされ、なんとかしなければならない状況でした。

面白そうだし、やってみて損はないし、ということでやってみたのですが・・・

不思議なことに、イメージングをしてからというもの、ワープロ(古い!)に向かうと、なぜかスラスラと文章が浮かぶのです。

それをそのまま、がむしゃらにタイピング。


その時は神様から降ってわいたように感じました。
自分で書いていないような・・・

だから、とにかく湧き出てきたものを判断せずに、書きまくりました。
今思うと、その判断しなかったことが、良かったのだと思います。

とにかく、頭に浮かんだことは片っ端から書いて書いて書きまくり、後で編集。

そして、あっという間に卒論を書き上げて締め切りまでに提出することができました。

しかも、まさにイメージしたとおりに、教授からは大絶賛され、私は本当にビックリしました。
(実は、提出してからものすごく後悔していたんです)

さらにミラクルが起こり、結局その卒論は専門の研究誌に掲載してもらえることになりました。

その後、就職してからも仕事の中でイメージングを活用し、その通りになったこともあります。

それなら、さぞかし、順風満帆な人生なのだろうと思われるかもしれませんが、実際のところはそうではありませんでした。

とくにこの数年間、イメージすることすらできなくなっていました。
自分でも不思議でたまらず、どうしてだろうと思っていたのです。

イメージしようとしても、イメージがわかず、「こうなったらいいな」と思うようなことも、なんとなく実感がなく、気持ちがはいらないのです。

なんで?離婚が原因なのか。それとも病気をしたことで?海外から日本に帰ってきたことで駄目になってしまったのか・・・?
色々考えました。

「ワクワクする人生」が好きだったはずの自分ですが、その数年間はワクワクすることを自分に許してきませんでした。

ワクワクすることは、実は「怖い」とか「危険だ」と感じることとセットになっています。

私は、怖い方向や危険なにおいのする方を避けて、無難な方、波風立たない方に自分を向かわせていました。

「こうなりたい」という方向に向かおうとすると、そこには「ここから危険区域」という看板がたっていて、「あ、ここからは行けない。じゃあ、安全に見えるあっちから行こう」と迂回します。

またしばらくすると、今度は「関係者以外立ち入り禁止」という看板がたっています。
そして、また迂回します。

これを繰り返しているうちに、周りは進んでいけない道ばかりのように感じてしまって、本当は行きたい方向があるのににっちもさっちも動けなくなってしまう感覚に陥りました。


自分が何をしたいのか、何が好きなのか、そんなことさえ感じられなくなってしまったのです。

それもそのはず。

だって、「そっちに行っちゃいけない」と自分で封印していたんですから。


イメージングがうまくいっていたとき、私は人生に挑戦していました。
自分には無理なんじゃないだろうか、でもやってみたい。
それがワクワクでした。

大なり小なり、自分が心から望んでいることは、実現するものだと思います。
時間がかかるもの、すぐに実現するもの、色々あるでしょうけれど。

また、人によっては、「怖い」とか「危険」とか以外にも、

「母はどう思うだろうか?」「友人からはこんなこといわれるんじゃないか?」とか、「世間的な常識ではおかしいし」


などなど、いろんなレッテルが張ってある看板が立っているかもしれません。


もし、ワクワクする人生がお好みでしたら、ご自身の中にどんな看板が立っているか、ちょっと見てみるといいでしょう。