あれは大学4年生のときのこと。
卒論が書けなくって、四苦八苦してました
私のゼミの先生は卒論でもできが悪ければ落とす、
という厳しい方でした。
実は3年のゼミの単位も落としていた私・・・
国文学科だったのですが、
レポートを書くのが苦手で苦手で、
でも、そんなこといってももう後がありません。
留年なんて、うちの経済状況ではとてもムリでしたし。
と、ある日、どういうキッカケで思いついたのか、
忘れてしまったのですが、
ふと夜、ベッドに横になりながらこんな想像をしました。
どんな想像かといいますと・・・・
もうすでに卒論を書き終え提出済で、
あの厳しいゼミの先生からベタ褒めされている様子です!
で、ニヤニヤ しながら寝ました。
しながら寝ました。
これを何日か続けました。
すると、ある日突然、勝手に頭の中に書くべきことがあふれ出して、
あっという間に卒論を書き終えました。
書いているときは「コレコレコレだよ!コレでいいんだ!」
と思っていたのですが、書き終えて冷静になってみると、
「これって・・・。ほんとにこの内容でいいんだろうか・・・?」
とちょっと自分を疑いたくなったりしたんです。
でも、また書き直す時間も気力もないので、
そのまま提出しました。
で、結果ですが、
想像したとおりのことが起きたんです!
先生にものすごーーーーーーく褒められたんです。
もちろん、ビックリしました。
3年のゼミも落としていたので、
自分のことをできそこないと思っていましたから・・・。
これだけで終わらず、
その後、ある学術誌に載せてもらったり、
といったことにまでなりました。
今から考えると、
あの時は潜在意識の力を引き出していたんだー
と思います。
寝る前や起きたばかりのときにこういう
想像を思い描くとよいようです。
そして、とてもリアルに、感情面までも(ニヤニヤ)
想像できたのもよかったんじゃないかと思います。
しかし、当時はこんなこと知らなかったハズなのに、
ほんと、不思議です。
ふと、思ったんですよね。
でも、この「ふと思った」ということこそが
大事なんです、と先日ある友人がいっていました。
これが私の記憶にある、
はじめて想像で引寄せたことです。