憑依霊の影響をどうするかPART2 大天使の浄化と統合のセミナーより

さて荒々しい修験者とのやり取りが始まりました。
皆さんは、このような霊的な存在と会話ができるのか、彼らを納得させることができるのか、と不思議に思われるかもしれません。
このような霊的存在との会話は通常の方には不可能です。
また霊的な世界の事を良く知らずに憑依霊などの霊的な存在と会話したり、彼らと関わる事は大変危険なことでもあります。
自分自身が、霊的な存在に取り付かれて影響をうけておかしくなることが良くあるからです。
特に、このような憑依霊などを無理やり取ろうとすれば、彼等からのサイキックアタックが来ることもあります。

恵理さんの場合は元々沖縄のユタの家系であり、遺伝子的にその様な霊的な能力を持って生まれてきました。
もちろんユタの家系の人が全てその様な能力を身につけている訳ではありません。
ユタの家系の中でも霊的な能力が目覚める方は、ほんの一握りです。
そしてその一握りの人達の中で、適切に能力が使用できるようになるためには、大変な困難や苦難を乗り越えなくてはいけません。

恵理さんは、幼少のころからその能力が備わっていたために道を歩いていても交通事故で亡くなった人達が視えて話しかけられたりしたこともあったようです。
あるいは邪悪な考えを持っている人や他人に危険を及ぼす人も、その人のスピリチュアルな姿をみて識別ができたようです。
たとえば、以前、1988年ころ幼女殺人事件を起こした宮崎勉が、その当時小学生だった恵理さんが住んでいた団地に、少女を物色しに来た時も、恵理さんはすぐに、彼の周りにどす黒いエネルギーがまとわりつき悲しげな子供達の姿が浮かんでいるのを見て、この男性は危険だと、分かったそうです。
彼女は自分の友達に、彼についていかないように忠告したために、恵理さんの友達は無事だったのですが、彼についていった少女は、犠牲になってしまいました。

恵理さんは、その天性の霊視能力で、その人に取り付いている霊的な存在を見極めていきます。
そして、彼女のセッションを受けている人達に対しても危険を及ぼす存在が近くにいるならば、その危険性を伝えて大天使達に守護をお願いします。
しかしながら恵理さんだけでは、憑依霊の様な霊的存在をとり除くことは困難なので、恵理さんを通して、私が霊的存在と話をしながら解決していきます。

しかし、人々に憑依している存在は、そもそも自己中心的で傲慢ですので、理論的に話をしたところで、納得してくれるものではありません。
今回のように、憑依霊である自分自身が、憑依先の人間に取り付いているのは、その人が自分の力を求めていたり、自分と波長が合うからだと主張してくるのです。
その事を解決する為に、私はFさんにも憑依霊に依存している気持ちを捨ててもらいます。
神社や仏閣などで、自分の個人的な欲望(お金や恋愛、出世)をお願いすると、彼等に依存することになるので、自分の願いを誰かにかなえてもらおうという気持ちを捨ててもらいます。
そうしたうえで、スターピープルや物理世界に近い創造主の力を借りて、霊的な存在を黄泉の世界に分離したり光に返したりしていきます。

憑依霊に取り付かれるという事は、自分自身と憑依霊の波長が合ってしまったために起こります。
自分のなかに憎しみや怒り、他人や社会を恨む気持ちや自分自身を蔑む気持ちなどを持っていると、同じような感情を抱いている霊に憑依されやすくなります。
また、相手が邪悪な霊だと思わずに、なにか神聖で正当な神様だと思って、自己中心的な願いを神社仏閣や各地の霊地、パワースポットなどで行った時も、その霊に憑依されたり影響をうけることが良くあります。

ではどうしたらよいか、ひとつ言える事は邪悪な霊的存在と波長が合わないようにしなければならないという事です。
先ず、自分自身が、怒りや憎しみなどのネガティブな感情や自己中心的な欲望を持たないことです。
良く昔から、陽気で明るい人、ポジティブな思考を持つ人には、憑依霊がつくことはあまりないと言われています。
憑依霊はネガティブな思考を持ちますからポジティブな思考を持つ人とは波長が合わないのです。
ただしポジティブな人でも、お金儲けの事ばかり考えている人や出世欲、支配欲が強い人は、特別な能力を身につけたい、誰かのお金や地位を奪いたいと日頃から願っていますので、このような波長をもつ人は霊的な存在から利用される場合もあります。

また憑依されないためには、ポジティブな感情を持つ事と同じくらい大切なのは、食事などによって陽性の体をつくる事です。
砂糖や甘い物、サラダ類を取り過ぎずに、野菜でも根菜類、お米、御味噌や納豆などの発酵食品をたくさん取る事で、霊的に憑依されにくい体質をつくることができます。
私は以前、桜沢式のマクロビオティツクを学んでいた時期がありますが、憑依体質の方には役に立つと思います。

次にFさんに取り付いていた3番目の憑依霊は、Fさんが以前関わったことがある宗教組織のエネルギーでした。
正確には、Fさんに憑依しているというよりも、Fさんのスピリットや意識を捕えているといったほうが良いかもしれません。
彼等は、自分達が生きながらえるために信者を獲得し、そのスピリットを捕えることで、自分達の宗派から抜け出せないようにする、というやり方を行います。

これは新興宗教などにも良くある手口ですが、ほとんどの場合が、裏でダークピープル達が霊的な存在や実在する人間などを操って行っている場合が多いようです。
本来の信仰の基本を、自分達の都合がよいように解釈して自分達の仲間を増やそうとします。
そして信者から多額のお金などを集めるようになるのです。
しかし、彼等が得るのはお金だけでなく、信者たちのエネルギーや光も奪いとっていくのです。
この事に対処するためには、現実世界の中でその様なグループに関わらないようにしなくてはいけません。
彼等の力はとても強大で物理世界においてもその力をとり除くことはかなり困難です。
しかし、Fさんはもうすでにそのグループとは関係しなくなったために、エネルギーを解消することは不可能ではありませんでした。

私達は、「大天使による浄化と統合のセミナー」で、このような問題も解決していきますが、セミナーを受ける人が、自分自身を成長させたい、自分自身の努力で光が多い世界に行きたいと考えている人でなければ、手助けすることができません。
自分の意識や心がけを変えずして、憑依霊の問題を解決しても、次々と新しい憑依霊がその人に取り付くだけですから、先ず自分自身が変わるための努力が必要です。