先日、ふと地元東大阪市の話になり、そーいや高校を卒業後、入社した印刷会社は今どーなってるのかなと検索したら、2009年に60億近くの負債を抱えて倒産していた(^^;)
すげー数字!!
若江岩田(東大阪)の三和実業って会社で、僕が入社した頃は、大手企業のクライアントも多く、ミシン製造や釣り餌など多角経営をしており、まーまーでかい会社だったのに・・・
もし、真面目にこちらで生涯勤めようと思ってても、40代半ばでいきなり無職になったんよね。
それは、きついなぁ。
結果として、転職したから出会ったひと、いっぱい居るし、いきなりサザンバーなんて思いつかなかったやろから、たぶん皆さんとも出会ってなかったって事になりますね…(^^;)
『人生は選択の連続である!』ってシェイクスピアが言ってたらしいけど、結果論だけど、辞めたのはいい選択だったって事ですね(*^。^*)
《Missing Persons》
2015年3月31日発売、サザン15枚目のアルバム『葡萄』の4曲目。
ハード・ロックな感じ!!カッコいいし、個人的には好きな曲です!
専門的な事は解らないけど、系統的には『恋するレスポール』に似てるかなと思うんですけど。
これぞ、まさにTVでスガシカオが言ってた、元々日本の歌謡曲にある1つの言葉に1つの音符を乗せて行くのを壊したのが桑田さん。
日本語を洋楽風に、音符に乗せてるって方法。
この曲は、そうですね!
あ かん ごう いん な ま ねは
は な しあい は もっ と おさ え て
とう ぜん むこう も てん ぱっ てる
かな、多分(笑) ※感覚なので、間違ってたらご指南下さい(^^;)
2行目の『しあい』の3文字あるのに、音は1個(多分ww)
解り易く、大きい文字にアクセントをつける感じです。
『ん』と『母音』は、小さくなり易いですね!
なので、歌うのめっちゃムズイ曲です。ちゃんと原曲聞いてないと絶対字余りになるので。
・・・て、この説明で解りますか?(^^;)
ただ、桑田さんは全部そうじゃなくて、昭和チックな歌謡曲風にも作れるから凄い!
TSUNAMIとか
か ぜ に と ま どぅ よ わ き な ぼ く
って、基本1音ずつしっかり歌ってますよね。
で、この曲に戻りますが!
歌詞は、なんと北朝鮮拉致問題。
最後に出てくる、『Megumi come back』は横田めぐみさんの事。
なので、例えば『夢と魔法の国』みたいに、はっきりと固有名詞を書かずに、TDLについて歌ってるんだろうというイメージじゃなく、しっかりと本題に向き合っているので、逆に中々レア。
アルバム発売時に企画された、各雑誌とのコラボ企画(ローソンで配布されてたフリーマガジン)で、週刊文春が記事風にこの曲を取り上げています。
勿論、これはアミューズが絡んでいるので、勝手に書いた内容ではないです。
何より、次のページでは横田さんのご両親がインタビューに答えており、
『拉致問題が中々浸透しなかった頃、誰かが歌にしてくれたらと思ってたので、桑田さんのような有名な方に歌って貰えて、やっと夢が叶った』的な事を話されています。
少しでも、この曲が何かのきっかけになればと私も思います。
って、真面目な話になってきたけど(^^;)
ライブでは、この葡萄ツアー(2015)の時のみ。
この先、あるのかなぁ?
カラオケもムズいし、キー高いし、そんなに歌われないので、
まーまーレアですね。
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