先日、突然の訃報に耳を疑った。
7月14日に、獄門鬼・マサ斎藤選手が亡くなったというのだ。75歳だった。
マサさんと言えば、87年に行われた猪木との巌流島決戦は、名の通り巌流島に於いて、レフェリー、観客なしでどちらかが戦闘不能なるまで闘うというルールだった。
結果、2時間以上の闘いの末、猪木の勝利となったが、プロレスの歴史上の中でも、いまだ語り草になっている試合だ。
また、維新軍では長州力の名参謀役であったり、世界三大ベルトのひとつAWA世界王者になったり(日本人ではジャンボ鶴田と2人だけ)と、日本プロレスには、なくなてならない存在であった。
また必殺技の捻りの効いたバックドロップは、当時インパクト絶大であった。
あと、海外で乱闘事件に巻き込まれ、1年半監獄に入れられたり、カルピスに対して『こんなにおいしい飲み物はない』とキャラに似合わぬ名言(?)を残したりもした(笑)
そして、引退後17年間はパーキンソン病という敵と闘い続けた。
最後に、公の場に現れたのは、私もお世話になっている元新日の役員、上井さんが手がけたマサさんを主役とした興業に2度参戦。
その初回(2016年12月2日)では、車いすから降りてリングに立ち挨拶を行った。
クライマックスは、謎の(?)海賊男の乱入を撃退した!
これは泣ける!!
プロレス最高ですよ!! o(^-^)o
そんなマサさんの、私が撮った80年代の写真がこちら。
↑(1982年)
↑(1983年)
↑(1989年)
あんまり顔写ってないし、まだ下手糞で大していい写真ないけど(^^;)、
まあ、今となっては懐かしいですね。
昭和ならではの、キャラの立ったレスラーって、どんどん少なくなってきてますね。
今、NOAHのマサ北宮選手が、マサさんのキャラを継ごうとしていますが、風貌はいいけど、ちょっと小さいかな。
でも、こうなったら余計に頑張って欲しいです。
最後に、マサさんのご冥福をお祈り致します・・・