上井文彦。
元新日本プロレス執行取締役、元ウワイステーション社長等で、プロレス業界ではその名を歴史に刻んだ方。
▲E★SPOTのトークショーにて
現在は、業界を引退されているけど、E★SPOTでも、トークショーを3度も行って頂いたし、藤波辰爾や吉江豊、星野総裁など、有名なレスラーも上井さんのおかげで足を運んで頂けました。
そんな、お世話になっている上井さんが、6月13日に長期に渡る沈黙を破って初出版されました!
最近のプロレス本は暴露系のドロドロしたものが多く、もうそれしか売れないといわれているこの業界。
しかし、この本は違う。
ネガティブな暴露話はない。
なので、そういう系が好きな方にはソフトすぎる内容となっているが、今やデスマッチだのエンターテイメントだの、昭和のプロレスとは別物が多くなっているのと同じで、それを本に例えるなら、邪道な暴露系ではなく、原点回帰というか、まさにストロングスタイルな本である!w
といっても、今更プロレスを美化してる訳でもなく2000年代の上井さんが業界最大手の新日本でマッチメイカーをされていた頃から、独立され団体旗揚げ、そして業界引退までを綴った回顧録のような本です。
A猪木と新間寿氏の復縁を取り持った話など、その場面を想像したらもうジーンと来ちゃいましたよ。
ってか、内容はトークショーでもお話頂いたにも拘らず…ですww
ある事件を起こした棚橋をクビにしろと言った選手がいて、その名前を敢えて伏せえてあるんですが、それがファンなら誰か丸解りで伏せてる意味がないと、本に突っ込んでしまうし場面があったり(笑)
そういう茶目っ気もあり、新たな絆に別れの繰り返しであったり、とにかく熱血漢上井氏のここ10余年の体験をリアルに再現!
でも、告発的な暴露じゃないけど、マッチメイカーとしての“仕掛け”など、裏事情も知ることが出来たりもするので、飽きる事無く楽しめると思います。
そして、なんと予約の段階からAmazonの格闘技部門で1位!
今日現在も、尚1位をキープ中!!
現在、Amazonでも品薄のようで、なんと既に中古本にプレミアが付いて、定価以上で販売もされています!
先日、部門で1位って事が自分の事のように嬉しくて、上井さんにメールを送ったら、ご本人からお電話があり、『僕が一番ビックリしてますよ、信じられません!』って仰ってましたが、ドロドロ暴露が多い中で、こういうプロレスラブな話をみんな待ってたのかもしれませんね。
ぜひぜひ、プロレス好きな方は上井さんの印税生活の為にも(笑)、
お買い上げ下さいませ!!
「ゼロ年代」狂想のプロレス暗黒期 (G SPIRITS BOOK)
上井 文彦 (著)
定価1300円(送料無料)
辰巳出版
■内容■
序章 私はかつて新日本プロレスのマッチメイカーだった
~アントニオ猪木からの電話~
第一章 なぜ私はマッチメイカーになったのか?
~パラオの浜辺でアントニオ猪木と過ごした夜~
第二章 “強い新日本を取り戻したい"という信念
~「土下座外交」と揶揄されながら~
第三章 アントニオ猪木の現役復帰要請
~K-1、PRIDEという名の草刈り場~
第四章 禁断の『ULTIMATE CRUSH』
~新日本のリングでも総合格闘技はできる~
第五章 長州力が新日本に帰ってきた日
~かつての革命戦士は嵐と共に~
第六章 カリスマ・前田日明のマット界返り咲き
~束の間の共同戦線、そして絶縁へ~
第七章 上井文彦の暗黒期
~迷走と崩壊、業界引退と残った借金~
終着駅 ~あとがきにかえて~
Amazonでのお求めはこちらで!(送料無料)
http://