梅雨に入り、蒸し暑い日がつづいておりますが、

皆さんは、いかがおすごしでしょうか。

 

 

今日のテーマは「野菜」です。

 

「野菜」はビタミン、ミネラル、食物繊維を豊富に含んでおり、生活習慣病の予防、便秘解消、風邪予防など、私たちが健康に生活していくためには欠かせないものです。

 

しかし、日本人の野菜摂取量は、健康日本21(第三次)に掲げる目標の1日350gを満たせていないのが現状・・・。

 

毎年行われている国民健康・栄養調査(令和元年)によると、野菜摂取量の平均値は 280.5 g であり、年齢階級別にみると、男女ともに20~40 歳代で少なく、60歳以上で多い結果となりました。

令和4年京都府民健康・栄養調査の結果をみると、京都市民の1日の野菜摂取量は232.2gであり、全国平均を下回っています。

 

目標の1日350gを不足することなく摂取するためには、

 

あと70gの野菜が必要です。

(ただし、京都市民の場合は120g必要)

 

70~120gの野菜が、どのくらいかというと・・・

 

「小鉢1~2皿分程度」

 

と言われています。

大トマトなら約半分、きゅうりなら1本程度、キャベツなら1~2枚、ブロッコリーなら約5房です。

 

とは言うものの、野菜を摂取するのは、なかなか大変ですよね。

今日はそんな料理したことがない方でも簡単に作れるレシピをご紹介しますので、

ぜひ、作ってみて下さい!

 

 

~長芋ときゅうりのポン酢和え~

 

 

材料(1人分)

 長芋・・・・・40g

 きゅうり・・・30g(約1/4本)

 ポン酢・・・・5g(小さじ1)

 ごま油・・・・2g(小さじ1/2)

 

作り方

①  長芋は皮をむき、きゅうりはへたを落としておく。

②  長芋、きゅうりをビニール袋に入れ、タオルを敷き、すりこぎで一口大にたたく。

③  ビニール袋に穴が開いていなければ、そこにポン酢、ごま油を入れて和え、全体に味がなじんだら出来上がり。

 

 

※   すりこぎがない場合は、ラップの芯やペットボトルでも代用できます。

※   長芋が余った場合は、すりおろして「とろろご飯」や「お好み焼き」に入れたり、輪切りにしてフライパンでソテーし、長芋ステーキにしても美味しいのでおススメです!

 

≪栄養ポイント≫

長芋ときゅうりには、ナトリウム(塩分)を排出してくれるカリウムが多く含くまれており、高血圧の予防やむくみ解消に効果があると言われています。

また、長芋にはねばり成分のムチンが含まれ、胃の粘膜の保護にも役立ちます。

 

 

これからますます暑くなりますが、

バランスの良い食事と適度な運動で今年の夏も元気に乗り切っていきましょう!