一息四脈ってなあに？
一息四脈とは、一回呼吸するあいだに四回脈をうつリズムなんだ
僕たちの体は、通常このリズムが保たれてるんだ
運動すると脈が増えるでしょ
そうすると 呼吸も増えるだ
だから一息四脈のリズムはかわらないよ
でもね体に変動があると このリズムがくずれるときがある
例えば発熱しているときは、脈が早くなって、一息五脈あるいは、一息六脈になったりするんだ
これから体にさまざまな変動が起こるってときも脈が増えるんだ
だから小さい子供が、なんか様子が変だなってときは脈と呼吸をしらべるといいよ
脈が早くなっていれば、これから体に変動があるってわかるんだよ
でも体の変動が経過したらまた一息四脈にもどるんだ
気をつけなければいけないのは、脈が遅くなったときなんだ
一息一脈、あるいは一息二脈と脈が遅くなるのは要注意なんだ
頭の中（脳）に異常をきたしている可能性があるんだよ
だから頭を強打したときや発熱してぐったりして様子がおかしいときは、脈をとって
吸って～ 吐いて～と 一息の脈数を数えるんだ
ちょっと自分でやってみて
一息のあいだに脈が四回から五回だと思うよ
家族の脈も正常な時にやっておくといいよ
そうすると異常があるときわかりやすいでしょ
体の異変の目安にしてね
このリズムは、人間だけじゃないみたいなんだ
像は約100年生きるんだって
100年の間に約5億回呼吸するんだって
100年の間に約20億回脈をうつんだって
ねずみは数年しか生きないけど やはり
数年の間に約5億回呼吸するんだって
数年の間に約20億回脈をうつんだって
哺乳類はだいたい同じなんだって
やっぱり一息四脈なんだね