頭皮にできるかさぶたの中で、最も大きな原因になるのが「脂漏性皮膚炎」です。
脂漏性皮膚炎は、頭皮のかゆみや湿疹の原因になります。
免疫力が低下すれば、当然マラセチアはますます増えることになります。これが皮膚の炎症を引き起こし、皮膚がぼろぼろと剥がれ落ちる、という工程をたどります。
かさぶたにも似た手触りのこの皮膚は、爪でひっかくとぼろりと崩れ落ちます。このときの感覚が快楽になったり、かゆみからついつい頭をかいたりすることで、頭皮の状況はどんどん悪化していくことになります。
爪でひっかいた部分から血が流れ、それがかさぶたになる、というように、悪循環に陥る可能性も高く、非常に厄介なのです。
頭皮にかさぶたができてもはがさない
・免疫力を高めるように努める
・自分に合ったシャンプーを選ぶ
・それでもだめな場合は病院に行く
という条件があります。
免疫力を高めるためには、脂っこいものを避け、煙草やお酒を慎み、睡眠時間を確保し、毎日適度な運動を行う、ということがとても大切です。
また、ストレスの解消にも努めましょう。これは健康的な生活をする上で常に話題に上る事柄ですが、頭皮の環境を改善する上でも重要なのです。
脂漏性皮膚炎の対策シャンプーを選ぶとき、特に気を付けたいのは、「皮脂を取りすぎる強いものは選ばない」ということです。