ヘアケアの基本はシャンプー | (株)イーサロングループのブログ

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シャンプーはヘアケアの基本。
だから、髪をいたわるなら、こだわって選び、正しく使いましょう。




おすすめシャンプーは「アミノ酸系」
まず、シャンプーの選び方ですが、私がおすすめしたいのは「アミノ酸系シャンプー」です。これは、アミノ酸から作られる洗浄成分(合成界面活性剤)を使用したシャンプーのこと。このアミノ酸系シャンプーをおすすめする理由をあげてみます。

・頭皮や髪に対して低刺激でやさしい。つまり身体に対する安全性が高い。
・アミノ酸は天然素材であることから、生分解性・資化性に優れている。
・適度な洗浄力があり、起泡力がある。
・硬水でも泡立ちが良い。
・肌と同じ弱酸性なので、頭皮がつっぱらず、髪にも優しい。
・保湿性が高く、洗い上がりにパサつかない。
・商品を開発する立場からは、アミノ酸系の洗浄成分は、液体、固形、ペースト、粉末など、いろいろな形状の製品を作ることができる。


アミノ酸系シャンプーの選び方
「アミノ酸系シャンプーはどう見分けるのですか?」と聞かれますが、製品に「アミノ酸系」と書かれていれば、間違いなくアミノ酸系の洗浄成分が含まれています。

成分についての質問を受けることもありますが、アミノ酸系の洗浄成分はたくさんの種類や表記があり、一概に「この成分がよい」ということはできません。代表的なアミノ酸系の洗浄成分を強いて挙げてみますと、ココイルグリシンK、ココイルグルタミン酸、ヤシ油脂肪酸(コカミド○○とも表記されます)、ラウリン酸、ミリスチン酸などがあります。これらのアミノ酸系の洗浄成分が書かれていれば、「アミノ酸系シャンプー」です。

アミノ酸系シャンプーの中には、高級アルコール系シャンプーによく使われる「ラウレス硫酸塩(ラウレス硫酸Na)」が入っていることもあります。ラウレス硫酸塩は、ヤシ油などの植物性原料から作られるものもあり、製品に「アミノ酸系」と書かれていれば問題ないでしょう。一つの成分だけを取り上げるのはたいへん難しいので、製品全体としての効果が大切です。


アミノ酸系シャンプーにはデメリットも
「アミノ酸系シャンプーが良い」とはいえ、もちろんデメリットもあります。アミノ酸系シャンプーは、せっけん系シャンプーや高級アルコール系シャンプーに比べて洗浄力がやや弱いため、時間をかけてやさしく洗うという手間がかかります。また、保湿性が高く、髪のボリュームを出しにくいことや、アミノ酸系の洗浄成分を作る原料の価格が高く、製品の価格も高いこともデメリットといえるでしょう。

とはいえ、私はアミノ酸系シャンプーは、人と地球にやさしいシャンプーと考えています。女性は1日1回シャンプーする方が多いので、できるだけ髪と頭皮にやさしいシャンプーを選んで欲しいと思います。