☆頭がかゆい→フケ・肌荒れになる
秋口から冬にかけては特に、空気が乾燥し、肌に水分がすくなくなるため、人間の体の肌は乾燥しがちです。 とくに、毛髪でおおわれている頭皮は、日々の生活によるよごれや、油分、汗、ほこり、毛穴のよごれ・ 角質、など、さまざまな要因から「かゆみ」をともないます。
☆どうしてかゆくなるの?考えられる原因
◆洗髪◆
・シャンプーでの洗い方が、爪を立てている
・シャンプー液をつけすぎる
・シャンプーまたはリンスを流し足りない
・合成洗剤や界面活性剤にかぶれたり反応する
・洗髪をし過ぎる
・洗髪が少なすぎる
◆頭皮◆
・フケとは=頭皮の角質細胞です。頭皮は古いものから新しいものにうつりかわります。ただ、この移り変わる周期が、ふつうは頭皮の場合2ヶ月程度で行われますが、多い人は2週間ほどで、 フケとなって頭皮から剥がれ落ちます。 この時期が狂ってしまう原因として考えられるのは、
・過度のストレス
・睡眠不足
・運動不足
・食事のかたより
・はげしい環境下による(空気が激しく乾燥しているなど)
・刺激しすぎる(シャンプーなど)
・毛穴がつまっている
などが考えられます。
◆菌・病気による◆
・頭皮に「カビ菌」が増殖している
・頭皮に「アタマジラミ」がいる
・頭皮に「ヒフダニ」が増殖している
・「脂漏(しろう)性」の可能性
・尋常性乾癬(じんじょうせいかんせん)の可能性
・アトピー性の可能性
◆生活習慣による◆
・ドライヤーの温風。ドライヤーをよくかける
・ストレス・睡眠不足
・栄養(食事)のかたより、刺激物をよく食べる
☆「フケ・かゆみ」対策
頭皮へ強い刺激を与えると、新しい細胞を作り出す働きが活発になりすぎて、角質はがれが増えてしまうためフケが多くなります。 また、洗浄力の強すぎるシャンプーで洗うと、無理やり角質がはがされて、細かいパサパサのフケが多くなることがあります。 逆に、べたべたしたフケの場合、油分・汗・ダニ・菌をともなうことがあるので、シャンプー は毎日(低刺激のものを水で薄めて)し、清潔を保ちましょう。
・皮脂を落とし過ぎないよう、洗髪回数を少なめにする。
・低刺激で自分に合ったシャンプー剤を見つける。
・シャンプー剤はお湯で薄めて使用する。
・ドライヤーはなるべく使わず、タオルドライか自然乾燥する。
・毛染め・パーマは控える。
・ビタミンBの豊富な有色野菜を食べる(フケかゆみに)
・チョコレート、コーヒー、アルコール、喫煙、刺激性の調味料をひかえる
身体の中で皮脂の量がもっとも多い頭皮は、カビ菌やヒトダニが増殖するには絶好の環境です。 だから、皮脂を取り除いてあげ、フケ原因菌を増やさないケアが大切です。また、ヘアムース など、油分を含んだものを使いすぎるのもフケの原因。ヘアケアには、低刺激のものや、無添加 処方のものを選びましょう。ストレスをためない、リラックスした生活環境をめざしましょう。