乾燥する季節は、髪の水分も蒸発しがち。そもそも髪の毛がパサついてしまうのは、髪の水分が蒸発してしまって水分量が著しく減ってしまっているからなんですね。
髪の水分量を増やす「攻め」と「守り」の保湿ケアとは?
髪の毛の水分量というのはだいたい11~13%程度だといわれています。この水分量が維持できている人は、ほとんどの場合、滑らかでツヤのある髪を維持できていると思います。
しかし、日頃の間違ったヘアケアやカラーリング・パーマなどの影響、そして季節的な要因などもあって365日、潤いとツヤのある髪の水分量を保ち続けるというのはなかなか難しいです。特に外気が激しく乾燥する冬場は髪の水分量を維持するのは難しいです。
髪は水分量を失うと、跳ねやすくなったり、広がりやすくなりますし、髪の保護膜であるキューティクルが剥がれてしまうので、枝毛や切れ毛が発生して、見た目にも手触りもパサパサになってしまいます。
ということで、とにもかくにも「髪の水分量を増やす」あるいは「髪の水分量を維持して守る」ということが髪の毛ダメージおよび、乾燥やパサつきを防ぐためのヘアケアとして行わなければならない最優先事項ということになります。
髪の水分量を増やす保湿方法としては、まずはインバストリートメントでダメージをケアすること。それからドライヤー前にも必ずアウトバストリートメントで髪を潤すようにします。
ポイントは髪に有効成分や保湿成分を浸透させて髪を補修&保湿するということ。
保湿というと「水分」を与えることだと考えて、髪に水分を与えばいいと化粧水を振りかけたりする人がいますが、乾燥してダメージのある髪というのは、すでにキューティクルが剥がれている状態なので、いくら水分を与えても蒸発するだけで無駄です。
なので、まずは水分蒸発しないしっかりキューティクルの整った髪に回復させるということが大切です。いろいろな毛髪補修成分が配合されたヘアケアグッズがあるのでそれを使ってみましょう。
それから髪の毛をヘアケアグッズで保湿する以上に重要なのが「髪の水分量を維持して守る」ということ。普段の生活習慣やヘアケアが間違っているせいで、髪が乾燥してパサついていることがよくあるからです。