たいした話じゃないです。
役所行くともれなくイライラするよねってこと。
と言っても、お仕事で行く役所はイライラしません。
これはおそらく、「仕事だから」ではなく、役所のほうも大抵すごく忙しそうで、忙しいなりにきちんと仕事している感があり、専門的だからだと思います。
今回は、市役所・区役所といった、一番身近な「お役所」のお話。
先日、婚姻届出してきました。
お子さんいらっしゃる方ならみなさんおわかりだと思うんだけど、子ども手当の受給基準変更に伴い、ちょうど長男の請求申請書が届いてます。
そして、その申請人も、受け取り口座も当然「エノモト」で。
これってどうしたらいいんだろう。
というわけで、子ども手当関連の窓口に。
まぁ、役所の子ども関係の窓口って大抵混んでいて、いつも待つんだけど。。。
「今婚姻届出して、名前変わったんですけど申請人とか受取口座とかどうしたらいいんですか」というだけの質問なんですが。
ちょっと待ってください、担当の者呼びますんで・・・となり、担当の方にもう一度同じこと言うと、ちょっと待ってください、で奥に相談に行き、そして奥で話してるんだけど談笑。
そこから、お子さん(長男)の姓がうんぬんとなり、長男の姓は変わらないです、養子縁組しないんで。というか親権者父親なんで。
というと、再度ちょっと待ってください。
ちょっと待って、そんなレアケースか???
親権者父親、監護は母親って、まぁまぁある話じゃないの?
ってあたりで、メンドクサイことの苦手なあたしはイライラです。
それから、生計を立てるのは今回結婚した夫ですよね?
いや違いますっつっても、同居別居関係なく、夫ですよね?
しつこーい。
結婚したら夫が生計立てるのが当たり前なの?
夫のほうが収入多いのが当たり前なの?
いや、今回結婚した夫が私より収入少ないとかそういうわけじゃないです。
でも、とりあえず長男の生計に関しては、話し合いも何もなく私が立てることになってるのは、私の中では当たり前で。
いや、ホントたいした話じゃないんです。
でも、こういうお役所の「普通が当然」という態度が、離婚家庭とかステップファミリーの引け目につながり、隠したい心につながり、ひいては偏見につながるんでは?
とか思ってしまいました。
家族の多様化とか言われて久しいですが、きっとお役所の頭の中では「普通の家庭像」みたいなのが厳然とあるんだな、と。
そして、うちは当然のように、私と息子の姓が違うってのを9年間やってきて、これからもやっていく予定だけど、長男もいろいろめんどくさい思いとかややこしい思いとかしてきたのかな。
と考えると、少し申し訳ない。