靖国 みたままつり
海の日の三連休、私は仕事や片づける仕事があってどこにも外出しなかった。
鳥居は少なくとも4つはあった
外出しないというのは靴も履かないということ。
普段ならアサガオの水やりでサンダルくらいつっかけるが、雨で水やりも不要で、それもなし。
3日目にもろもろ片付いたので、”どれ、外の空気でも吸ってみようか”と九段下の靖国神社のみたままつりに出かけてみることに。
法政大学のタワーはすぐそば
インド舞踊オリッシーを習うために2年ほどインド大使館に通っていて大きな鳥居は毎週見ていた。
そして、今年は4月から空手を習っている施設が靖国神社のすぐそば。
これだけ近くなのに一度も行かないのは失礼
これだけ近くにいて、人生に一度も靖国神社を訪れないのは失礼な気がして、祭りの会期のうち、私が行けるラストチャンスに行っておくことに。
数えきれないほどの提灯が掲げられ美しい。
茶道(裏千家)の教室もある 提灯がついていないのは申し込みがなかったのか
数えきれないとは言うものの、寄付で成り立ち、掲示場所も決まっているのだから、きちんと管理されているはずだ。
ウェブページを見て、さまざまな芸能が奉納されていることも知った。
阿波踊りに、大やぐらの盆踊り
うち、ブラスバンドは、私が仕事をさせていただいたことがある印刷会社、千修さんも登場されるということで興味を持ったこともある。
実際、私がいる時間帯だけで、阿波踊り(神楽坂の連)、盆踊り、青森ねぶた(の東京支部)などが出演していた。
ねぶたも間近で見るのは初めて(上野まつりにも出るけどね)
そもそもキリスト教徒の私がヒンドゥー教の踊りオリッシーを習うことも問題だが、そういう異教徒が神社を参ることもよろしくないと、上京30年一度も中に入ることがなかった。
でも、行ってよかった。
毎年終戦記念日には政治家の誰それが玉ぐしを奉納したとかしないとかでニュースになるが、私も高市早苗議員の提灯を見つけた。
高市議員の提灯に、連隊、師団ごとの提灯
そのほか、戦時中の各地の師団ごとに遺族が出している提灯も無数にある。
阿波踊りも盆踊りも仏教のものだが、それはいいのか?
外国人の中にはイスラム教徒の人も多くいる。
ムスリム女性は何を思ってこちらに?
外国人観光客にとっては、日本的なものをまとまって見られる日で場所で好都合だ。
若いカップルは黄色の提灯をバックにピースで自撮りだ。
バックの黄色は無念の亡くなった人たちの霊だよ
ここが、戦争で亡くなった人たちを葬っている場所だと知らないのかもしれない。
私はとてもじゃないが、彼氏と浴衣で出かけてピースという気持ちにはなれない。
テレビ欄のタテ読みならぬ、提灯のヨコ読みもズラリ
広島の平和公園の慰霊碑の前でピースサインで写真に収まるのはけしからんと思うのと一緒だ。
「けしからん」も含めて、その場所に行ってみないと感じることはできない。
靖国神社、そしてみたままつりに行ってみてよかった。
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