渋沢紙幣まで3日 | 【日刊 ノボちゃん】

渋沢紙幣まで3日

いよいよ7月3日から新紙幣がお目見えする。

 

はす向かいの東京印刷局で数年前から印刷が続いた1万円札
最近は土日出勤も多い


千円、5千円も一新されるが、私が気になるのはなんといっても1万円札だ。

自宅の向かいに邸跡がある渋沢栄一翁が紙幣の顔となる。

 

東京側は静かに喜びを嚙みしめている

ここ2週間ほどは、メディアでも新紙幣の話題が多く、千円の北里柴三郎、5千円の津田梅子は飛ばして、渋沢先生のことばかりが取り上げられる。

 

この3人がすぐ近所に来ていたとは!

それは無理もなく、ほか二人と渋沢先生では日本という国家に与えた影響が4ケタくらい違う。

紙幣の顔になるのが遅すぎたくらいだ。

テレビでは、大人の社会科見学で旧渋沢邸、ファクトリーで実際に1万円札を印刷している町内の大蔵省印刷局を取り上げていた。

 

 

 

お庭ではしばしばイベントが開かれる

 

 


もう、櫻井翔くん、うちのほうに来るなら早く言ってよー。

 

深谷市側では百貨店で特別展

渋沢翁ゆかりの地としては出生の深谷市のほうが盛り上がっている気がするが、飛鳥山だって静かに沸いている。

今住んでいる家に決めたのも、紙幣の顔を渋沢の門前町だから。

 

書斎の別棟が青淵文庫として公開されている

全国に企業由来町名がある(広島なら福山の鋼管町など)が、戦争で財閥が解体されていなければ、私が住む場所は渋沢町だったはずだ。

 

 


土地と家を売って別の場所に引っ越す案もなくもなかったが、私が渋沢の町に歴史とブランドを感じて、「絶対にイヤ」と拒否したのだ。

 

渋沢先生や海外からの来賓と同じ空間で偉業に思いを馳せる

ウソのように商店が少ない町なので、ここで商売をするには由来が必要で、由来ならこれ以上のブランドはないではないか。

電子マネーの進化次第では、今回の新紙幣が最後の紙幣になる可能性もある。

 

同じ空間の私、母、妹

地元、北区はパレードでもやって、沿道には日の丸の小旗を持った住民が鈴なり…というくらい派手なことをやっていいと思うけど、そういうセレモニーはない。

ああ、早く、渋沢1万円札に出合いたいなあ。


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