小2の壁 | 【日刊 ノボちゃん】

小2の壁

最近、とある公的機関で女性職員さんが退職された。

 

猛暑日に高齢者の街歩きツアーは危険だ

勤続21年というから、大卒の22歳で入職したとして43歳なのだろうか。
(そちらの職場は院卒の方の割合も非常に高いので、その場合は45歳)

お子さんが小学2年で小2の壁問題に直面。
さらには介護もあって、いたし方なくの退職だそうだ。

小2の壁とは、共働き家庭のお子さんが学童に通っていても、定員の関係でより幼い小1を優先し、小2の児童は退所させられてしまうことだそうだ。

 

駒場野公園のそばの大学入試センターを外から見学してきた

仮に在籍できても、学童に入れていたら、旅行やキャンプなどに連れていけない、習い事もさせられないので親が子どもに対して申し訳ない気持ちになるらしい。

それはあらかじめ予想できたことなので、1年間で一人で留守番できるようにお子さんをトレーニングしなかったのだろうか。

 

九段会館と千鳥ヶ淵を眺め、江戸城の広さを再確認

今は民間の学童もあるので、そこに通わせるとか、選択肢はいろいろあるだろうに。

いずれにしても、本物のキャリアウーマンで、実際に管理職をされていたのに、もったいないことだ。

退職後は民間企業に転職されるそうだが、民間なら小2の壁は解決するのだろうか。

夜遅くまでの残業がないから、仮に鍵っ子にしても早く帰宅できるとか、テレワークもあるとかなどなのだろうか。

 

靖国神社の鳥居を真横から、そしてインド大使館の国旗

私の母の時代、(子どもはいないが)私の時代に比べて、令和の今の子育て環境は格段に良くなっていると思うが、それでも母親がキャリアを捨てて退職とは…。

このあたりの課題を解決しないことには少子化は歯止めがきかない。

おそらくは、保育士、学童の先生、そして学校教員の待遇を一般企業並みにして、先生方が働き続けられるようにしないと子どもを預けて働くことは無理だろう。
(年収800万の保育士が誕生しないと続かない)


好評発売中!

 

プレゼン・コンシェルジュ 
天野暢子の辛口web日記は
ただいま【5900号】

“秒速で直感!”
【天野暢子のプレゼン通信】は
第1木曜・第3木曜投稿!
https://note.com/epresen