制服が変わる | 【日刊 ノボちゃん】

制服が変わる

昨夏からずっと書こうと思っていたことの一つに母校の制服の件があった。

 

高校1年、2年、3年の身分証明書

広島県立広島国泰寺高等学校の制服が変わったらしい。

変わる予定という件は同窓会報で知っていたが、実際に見たことはなかった。

昨年は広島に帰る機会もたくさんあったが、市内ですれ違ってもわからなかったと思う。

実物を見たのは、本通りにある、制服店のウインドーだ。

 

右のおリボン制服ではフツーすぎる

夏だったから夏服というか合服が出してあった。
冬だとこれにブレザーを着るのだろう。

広島県内最後の砦というか、うちの女子の制服だけは変わらないと思っていたのに。

 

人民服を着た中国の毛沢東主席

毛沢東が着ているような、中国の人民服のような襟の上着に、ボックススカート。

セーラー服でも、ブレザーでもないのだ。

 

校章とは別の全日制のバッジが布製で縫い付けてある
(定時制、通信制もあったため)

 

古臭いと言えば古臭いが、歴史があるといってもせいぜい戦後のこと。

明治から終戦まで男子校だったので、女子の制服は戦後に制定されたものなのだ。

 

アルバムには「マリのフィルムが余って撮影」と書いていた

卒業前の1月のある日

当時、中国の文化の影響があったのかどうかはわからないが、こんな制服だった。

私と妹二人はこんな制服で高校3年間を過ごした。

私立の女子校ではないので、制服リカちゃんでレプリカが販売されるようなこともない。

 

修学旅行で行った明治村にて(胸の上が校章、下が全日制章)

寂しいけど、時代の流れには抗えないね。

私たちは全国一律のブレザーではなくて、伝統の人民制服でよかった。


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