撮って出しエンドロール | 【日刊 ノボちゃん】

撮って出しエンドロール

今月の上旬に親戚の女の子が結婚式を挙げた。

 

最近は手の薬指に指輪をするのが恋人の証?

母の弟(私の叔父)
息子(私のいとこ)
長女だ。

遠縁の子と言ってもいいし、正直、私が上京後に生まれているので、基本的には会ったことすらない。

が、数年前に会ったことがあるのだ。

大学でプレゼンテーション論を教えた際、履修してくれたのだった。
 

最後の講義の後に記念写真も撮ったので、教え子の一人でもある。

また、末の妹は子ども同士が同級生か年が近いかで、親戚というよりママ友みたいな感じで交流が続いてきたようだ。

 

スズ子ちゃん、つけまつげがないと寂しい印象

それで、妹が写真や動画を受け取っていた。

写真の花嫁さんも美しいが、動画も素晴らしかった。

タイトルはエンドロールとなっていたが、参列者やスタッフの名前がズラズラ流れる真っ黒いものではなく、その日の動画を編集したものだった。

 

親戚の動画は出せないので

業者さんのサンプル動画


これを作るにはカット割りを決めて、複数のスタッフが撮影し、それをケーブルか通信で送って、ずっと編集し続けるスタッフも必要。

新郎新婦が決めた曲にぴったりはまるように収めないといけない。

駒込の「みのや」は白菜、東十条の「みのや」はキャベツの豚汁

大変な作業だし、ミスも許されないから高額なのだとは思うが、記念になるし、出席できない人にもどんなふうだったかを伝えることができる。

えーっ、今の結婚披露宴ってこんなことになっているんだー。

データがもらえるので、「結婚しましたハガキ」より手軽に、LINEで結婚報告ができる。

現に、新婦の父のいとこである東京の私まで、スマホで見てうるうるしているのだ。

 

父、祖父も、かっこよくて、いい顔してたわ。

 

クリスマスイブの3日後にそれらしき夕食

こういうものは何と呼ぶの?と「披露宴 エンドロール リアルタイム」で検索したら、すぐに「リアルタイムエンドロール」というサービスだとわかった。

テレビ業界では撮影してすぐに放送することを「撮って出し」と呼ぶが、ウェディング業界でも別名が撮って出しエンドロールだった。

今から結婚するなら衣装や料理を削ってでもやりたいが、この夢は姪っ子や甥っ子に託そう。
(ダンス公演でやるのもアリかな?)

 

 


好評発売中!


プレゼン・コンシェルジュ 
天野暢子の辛口web日記は
ただいま【5726号】

“秒速で直感!”
【天野暢子のプレゼン通信】は
第1木曜・第3木曜投稿!
https://note.com/epresen