王様だって認知症 | 【日刊 ノボちゃん】

王様だって認知症

普段は見ることのないものに、NHK以外の朝の連ドラがある。

 

画像はテレビ放送をスマホで撮影したもの

地方の方にはなじみがないかもしれないが、首都圏だとテレビ東京の韓流ドラマがある。

チャンネルを変える際にたまたま見かけた時、映っていたのは昔の王室のドラマ。


日本でいうところの大河ドラマみたいなものだと思われる。

きれいな人が王様のお世話をしていて
「王様がぼけた姿を民に見せたくない。王様が認知症であることが人民に知られないよう私が側でお世話をしたい」
と側近にお願いしていた。

テロップでは「認知症」と出ていたが、大昔のことだし、韓国語では「ぼけ」にあたる言葉だったはずだ。

 

こちらは侍従長のような立場の方か

王様(=君主)は凛々しく、皆が尊敬する”国民の象徴”であってほしいというのはどこの国でも一緒だろう。

それでも、長生きをすれば、人間は皆老いていくのだ。
若くして暗殺されるような時代とはわけが違う。

少し前に、年をとってから①家族と暮らす人、②一人暮らしの人、どちらが幸せを感じているかという統計で、意外にも圧倒的に②一人暮らしの人が幸せを感じていると報じたニュースを見た。
(どこの統計かは確認していない)

 

少し前、仕事仲間と女子会イン有楽町をやったよ

そりゃあそうだろう。

嫁や孫に気を使いながら…とか、女性なら夫の食事を1日3回作りながら…より、自分のペースで好きな時に自分のことだけやっていればいい生活のほうがどれだけ気楽か。

ただし、認知症だ。

一人暮らしで自覚なく認知症になって、徘徊とか店のものを盗んだり、それ以上の迷惑をご近所にかけるような状態になった時、たとえば近隣に住む人が行政に連絡したりしてくれるものだろうか。

 

東京ではボロ家でもないお宅が解体される

王様は召使いがお世話してしてくれる。
瀬戸内寂聴先生や上野千鶴子先生みたいな大家ならやはり秘書や門下生がどうにかしてくれる。

でも、団地住まいの独居老人などはどうなるのよ。

ずっとそれを考え続けているが、どうにかする仕組みとコミュニティをデザインいたしますので、待っててください。


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