院回顧 ④プロジェクトマネジメント
このシリーズでとり上げてきた通り、「通信制」×「大学院」というところはチコちゃんが言うようにボーッと生きていたら、
入学もできない( https://ameblo.jp/e-presen/entry-12667498066.html )し、
単位も取れない( https://ameblo.jp/e-presen/entry-12667889655.html )。
コートハンガーのジャケットがゼロ、春なのだ
常に落とし穴がないかあたりを見回して、なんとか首の皮1枚でつながっている感じ。
大学院の勉強・研究で求められるスキルは英語とか研究の技術ではなく、プロジェクトマネジメント力だと断言できる。
やるべきことがどれだけあって、いつまでに何をやるか把握し、優先順位をつけて、終了か未了かをチェックしていく。
この進捗管理というか、予実管理ができないことには、どこかで「間違えたー」とか「締切を忘れていたー」でつまずいて修了できなくなると考えられる。
マンゴー味のプロテインを毎日飲んでます
そのためには配布された資料やwebサイトをよくよく読む。
読んで、読んで、戦略を立てる。
「ここに書いてあることの肝は締め切り時間だな」
「内容はともあれ、持参はダメで、郵送が肝心なのか」
「提出の様式が間違っていたら受理されない」
等々を確認して、自分なりのチェック表に落とし込む。
それを消し込んで、何割終了かを見える化していくのだ。
(大学側のシステムで分かるといいのにね)
2年間にやるべき表を作ったら、いつ頃どれだけやるべきかは見えてきた。
すると、1年の前期は”仕事なんかしている場合じゃない”とわかり、あまり仕事はせず、必修のeラーニングなどを片付けていくことに。
eラーニングはパソコン上に出るYouTubeみたいな動画授業を受けていくスタイルだ。
ただし、大学・大学院の場合、何回目をいつ受けたか、最後まで見たか、途中何分目で離脱したとか記録されるようになっているので、対面授業よりはるかに厳しい。
クロネコヤマト、自分からブラック企業になりに行ってる感じ
そして、教室の講義にはないような課題提出がともなう。
これを所定の日時までに回答したり、アップロードしないと画面に「〇」が付かないんだよね。
eラーニングを複数抱えているとフラフラになるが、そこに中間レポートがあって、出向いて受験するリアルな期末試験もあるわ、ゼミもあるわ。
1年の終わりに”よし修了単位の数は揃えたたぞ!と思っていたら、「専攻から〇単位、専攻以外から〇単位」という注意を見落としていたということもあった。
そして多くの友人らもそれを見落としていた。
(数だけではなく、分野別が必要)
危ない、危ない。慌てて2年の前期に1科目追加。
本当に大学院はこんな落とし穴の連続なんですわ。
それが終わった4月の今、少しくらいボーッと生きていても許してください。
リアルな入社式や研修は大丈夫なんだろうか
放送大学というのは自分で進度を選べて、学部なら6年かけて卒業、大学院でも3年4年かけてもよいことにはなっている。
でも私は何でも最短で終えたい人。
長い間宿題を抱えていたくないし、学費がかかり続けるのも嫌だ。
「絶対に2年で終わらせる」という執念がなければ、社会人で働きながら…というのは厳しいかもしれない。
だってカルチャーセンターじゃないんだもん。
どんな分野を修了した人であれ、大学院で何を勉強したかは他者からは見えにくい。
院生は「勉強が好きなのねえ」とか「頭がいい」と言われることが多いが、そうではない。
修了した人は集中する根性があるだけ。
私も根性をつけさせてもらいました。
(つ・づ・く)
好評発売中!
プレゼン・コンシェルジュ
天野暢子の辛口web日記は
ただいま【5476号】
メールマガジン【完全希望制】
「“秒速で直感!”天野暢子のプレゼン通信」
PC http://ur0.work/qnMo
モバイル http://ur0.work/qnMr