図解探偵
先月のこと、知人女性からの電話を受けた。
秒速で作ってみた図解例
私が”最近どうしてる?”と連絡したことがあったので、近況を報告してくれたのだ。7-8年ぶりだろうか、元気な声を聞けてよかった。
ただし、彼女は今ちょっとしたトラブルに巻き込まれているらしい。いや、”ちょっと”ではない事件だ。ざっくり言うと、元交際相手とのトラブルといったところだろうか。
私に話して気が楽になるとかそういうレベルではないので、警察に通報とか、告訴とか何らかの措置をとらなければ…。
再開発とコロナでゴーストタウン化していた十条駅西口
そして彼女には「今の話を図解にして残しなさい」と伝えた。
結構、複雑な案件だし、登場人物も多い。話が前後している箇所もありそうだ。
同じ話を、各所で再現することは難しい。
実は、私は話を聞きながら、頭の中で図を描いていた。
そんな問題だと知っていれば、最初から図解にしていったのに。
地上げに成功した例が十条なのだろう
図にすると、人間同士の関係性や時間の前後、重複事項などが一目でわかる。
図解のスキルって警察官や司法関係、各種相談窓口の職員さんが身に着けたらすごく役立つのではないだろうか。
そういえば、犬神家の一族など横溝正史が描く戦後の警察での殺人事件の対策本部では、黒板に図を描いたり、模造紙に描いたものを貼っている。
平成の対策本部は黒板ではなく大型モニター
リアルタイムな図解はやってみるとわかるのだが、おかしな点があると描けなくなる。つまり、矛盾点に気づけるのだ。
図解力を捜査に役立てないものだろうか。
他局でも使われる視覚的なフィーリングカップル方式
とりあえず、1回だけ応募したことがある地元北区の内田康夫ミステリー文学賞
( http://www.city.kita.tokyo.jp/koho/kuse/koho/kiss/bungaku.html )に向けて、図解をモチーフに書いてみいたいな…いつか。
タイトルはズバリ「図解探偵」でしょ?
※ちなみに、去年から”図解先生”こと「ストラクチャード・コミュニケーション・プラクティショナー」資格に取り組んできたものの、コロナの影響で当面、実技試験ができず、取得できるのは先になりそうです。
好評発売中!
プレゼン・コンシェルジュ天野暢子の辛口web日記は
ただいま【5530号】
メールマガジン【完全希望制】
「“秒速で直感!”天野暢子のプレゼン通信」
PC http://ur0.work/qnMo
モバイル http://ur0.work/qnMr