「ままどおる」と「母恵夢」 | 【日刊 ノボちゃん】

「ままどおる」と「母恵夢」

昨日、「ままどおる」を箱でいただいて思い出した件。

 


ままどおるにはチョコ味もある

ままどおるとは福島のお菓子で、お土産の定番だ。
それは京都の八ツ橋、広島のもみじ饅頭レベル。

洋風饅頭とでも言うのだろうか、バターか何か入ったようなねっとりした白あんが入って、個装されている。

上京後に初めてもらって食べた時、「これ、母恵夢(ポエム)じゃん」と思ったものだ。

母恵夢は愛媛を代表するお菓子だが、瀬戸内海対岸の広島でもCMが流れていて、幼い私は広島のお菓子だと思っていた。
事実、広島のデパ地下でも売っていたし。

 


以前は細長く、金属と紙の2枚重ねの個装だった

味といい、形といい、包装といい、ままどおるは母恵夢とそっくりなんだけど…。

ままどおるが母恵夢をマネしたんじゃないの?

そばにいた知人は「そんなことはないだろう」と言ったが、仙台の「萩の月」(外が軽いスポンジケーキ、中がカスタードクリーム)を真似たお菓子は全国にたくさんできたよね?
広島にも「広島美人」という模倣品があったし、大人気の「東京ばなな」だって、大枠では萩の月に似せたものだ。

 

萩の月は類似品がたくさん出るほどのおいしさ

画像引用元↓


それでも、元祖が萩の月であることは誰もが認めるところだろう。

そこで校閲ガールは調べてみた。

母恵夢 1956年~
https://www.poeme.co.jp/company/about/

ままどおる 1967年~
http://www.sanmangoku.co.jp/company.html

ほうら、母恵夢のほうが断然歴史があったでしょ?


「偶然の一致」と東日本の人は言うかもしれないが、西日本の人は「元祖は母恵夢、ままどおるは後追い」と言うと思うなあ。

 

この機会にお取り寄せしちゃおうかな?

「ままどおる」の「三万石」(福島県郡山市)
http://www.sanmangoku.co.jp/Goods/mamadoru.html

「母恵夢」の「母恵夢」(愛媛県松山市)
https://www.poeme.co.jp/


好評発売中!

 

プレゼン・コンシェルジュ天野暢子の辛口web日記は
ただいま【5468号】

メールマガジン【完全希望制】
「“秒速で直感!”天野暢子のプレゼン通信」
PC http://ur0.work/qnMo
モバイル http://ur0.work/qnMr