エアースカウター 憂飼
8月6日は和太鼓を教えていただいた林英哲先生の奏楽堂のコンサートへ。
無料のため時間のあるシニアだらけ
「憂飼」(うしかい)というタイトルで、七夕をモチーフにしつつ、広島の原爆に祈りを捧げるものだった。(なんと無料)
それが変わっていて、プログラムに「バドミントン」とある。
何ごとかと?と思ったら、東京五輪を前に、「スポーツ、アート、サイエンス」の融合を考えているのだそうだ。
1部ではオーケストラのほか、バドミントン選手がステージ上に出た。
体につけたセンサーによってピアノが自動演奏されるというテクノロジーらしい。
シャトルコックもLEDか何かで光る。
牽牛の仕事って牛飼いなんだって
2部は基本的には。かの有名な「ボレロ」なのだが、まず、最初から最後まで同じリズムを刻むドラムが自動演奏。
そして!オーケストラのメンバー全員が、白い片メガネみたいなものをかけている。
協賛のブラザーさまのプレスリリースより
(これ、黒にできないの?)
あれ、何なんだろう?と思っていたが、帰宅後プログラムを見てわかった。
エアースカウターと呼び、目の前のメガネみたいなモニターに譜面が映るらしい。
これで譜面台が不要になる…ということで、マーチングとは違うがミュージシャンが舞台上を縦横無尽に歩き回る。
こういう出し物を見たことがなかったが、本邦初公開なのだろうか?
そして林先生はというと、ずっと後ろを向いて大太鼓で低音のリズムをとっておられた。
さらに1週間前には同じ奏楽堂で戦没学生の慰霊コンサートも行われている。
8/7 朝日新聞 朝刊より
次から次へと新しい芸術を考え出す人がいるものだ。
が、その大学で学んでいるからには、私も新しいものを生んでいくはずよ。
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