すごく良い写真でしょう〜![キラキラ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/088.png)
![キラキラ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/088.png)
うちの近所にウクライナのご夫婦がいらっしゃいまして。
そのお家も柴犬を飼ってらして、時々お散歩の時に出会ってたのです。
まぁヘミはどんなワンコにもガウガウ吠えちゃうので、いつも苦笑いしてサッサと引き離してました。
こないだ奥さんと散歩中に出会った時、ヘミはガウガウ吠えてたけど、柴犬ちゃんの方はヘミと遊びたそうで。
英語で
「ここ、私の家なの!入って〜」
と、まさかのご招待!!
こんな事ある?
門をくぐり、路地を抜けると、見晴らしのいい広いお庭がありました。
ヘミはビビってなかなか入ってきません。
「コーヒー?紅茶?」
「あ、コーヒーで‥」
「シュガーは?」
「(え、生姜?コーヒーに生姜?ジンジャーティーなのかな?まぁええわ) イエス」
大間違いだぞ、と。
お庭のテラス席に着席し、柴犬に追いかけ回されているヘミをぼんやり見ながら、見知らぬ外国人の家の庭に座っているのが信じられなく、ふわふわ落ち着きません。
そして、コーヒー(砂糖入り)と、ピーナッツ、なぜかペットボトルの水を持ってきてくれました。
「ヘイ、guys」
と、ワンコ用の水も置いてくれて柴犬ちゃんはガブガブ飲んでたけど、ヘミは気後れしてるのか、テーブルの下から出てきません。
「柴犬の名前はなんですか?」
「セイム」
「おー、セイム!かわいい〜、セイム!」
と、散々セイムセイムと呼んでたけど、ほんとはサム君でした。
彼女はエヴァさんと言って、3年前に旦那さんと神戸に来たそうです。
年齢は外国人なのでよくわからないけど、私より少し若いような気もするし、もっと若いような気もするし、でもとても可愛い女性です。
日本語はほとんどしゃべれないのに、サム君に「オスワリ」って言ってたのが笑えました。
こないだ京都のミャンマーに行ってきたの、と写真を見せてくれて、
「ミャンマー?なんでミャンマー?あ、美山か!」
藁葺き屋根の、すごく美しい写真でした。
「ヘミングウェイを撮らせて!」
って、部屋に入って、プロ用の望遠レンズのついたカメラを持ってきて、ヘミの撮影会が始まりました。
上の写真がその時に撮ってもらったもの。
100枚くらいバッシャバシャ撮ってました。
ヘミは落ち着かないのか興奮してるのか、ずっとベロ出してました‥。
1時間ほどのんびり過ごしてた頃に、
「さて、私、病院へ行く時間なの。背中が痛くて」
と、突然の解散宣言。
いいのよいいのよ〜私もコーヒー飲み終わってどうしようと思ってたとこだったのよ‥
連絡先を交換して、お別れしました。
門を出た後、あんなに庭では大人しかったヘミが、もっとここで遊びたい!って足を踏ん張って歩こうとしませんでした。
ヘミなりに楽しかったんだね。
夜に写真が送られてきて、サムと私にお友達ができて嬉しい、と書かれてました。
私も嬉しいですよ!
言葉もわからない異国の地で、そしてコロナ禍で交流も制限されてる中、とてもストレスの多い日々なのだと思います。
そんな中あらわれた天使(わたし)。
そりゃお庭に招いちゃうよね。
これからたくさん仲良くなれたらいいな。
ヘミとサム君も。
柴犬サム君、2歳。
花嫁募集中ですって。