独立起業にあたって参考にした本②|選ばれるプロフェッショナル | e-Patent Blog | 知財情報コンサルタント・野崎篤志のブログ

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独立起業にあたって参考にした本の第2弾

 

今回紹介する本は、選ばれるプロフェッショナル です。

 

 

 

 

実はこの本、独立起業以前からずっと愛読していて、独立起業する際に購入したわけではありません。タイトルの通り、コンサルタントや医者、弁護士、弁理士、会計士などの士業などプロフェッショナルサービスを提供する人にとって何を留意すべきかを7つの特質としてまとめています。

 

実はこの本も以前に紹介した 起業のマトリクス と同様に、非常にこの本特有のことについて書いてあるか?と言われるとそうでもありません。プロフェッショナルとしての原理原則、基本的な事項について事例なども交えながら書かれています。

 

なので、テクニック的なことを知りたい方には物足りないかもしれません。

 

しかし、プロフェッショナルというのは、小手先のテクニックだけで長期間通用するものではなく、底流にある心構えが重要だと考えています。その心構えを定期的に見直すためには、独立起業前のNGBやランドンIP勤務時代から時折本書を見直して自省しています。

 

この本以外にもプロフェッショナルとしての心構えを説いているオススメの本としては、ドラッカーの プロフェッショナルの条件 があります。

 

 

 

こちらは、個として1人のプロフェッショナルとしてどのように成長していくべきかという生き方や働き方に対するスタンスを中心に書いてある(いろいろなドラッカーの本からの抜粋で、「初めて読むドラッカー」シリーズの【自己実現編】)。確か最初に購入したのは大学院時代で、その後NGB時代の時には何回も何回も読んでいた記憶があります。

 

なお、プロフェッショナル個人としてではなく、プロフェッショナルサービスファームの視点で戦略を立てる際には、コンサルタントのコンサルタントとして著名なデービッド・マイスターの プロフェッショナル・サービス・ファーム―知識創造企業のマネジメント がおススメです。これはNGB時代にIP総研マネージャーとして、ランドンIP時代の日本オフィス統括として、グループや組織をマネジメントする際に参考にしていました。

 

 

 

特にプロフェッショナルサービスファームに勤務されている方で、参考にしていただけるのであれば幸いです。