哲学を学ぶ最良の学校は?

それは夕食の食卓である。


そう語るのは、政治哲学者のマイケル・サンデル氏。

あの「ハーバード白熱教室」で一躍有名になった、ハーバード大学教授です。

教授の「正義」の講義は、同大史上最多の履修者を誇るとのこと。

東大安田講堂での講義も、本場に負けず白熱していました。


わが家では、いつからか、理屈が多少分かるようになった子供たちに、

なるだけ筋道を追いながら話をしています。


「何が正しいのか(正しくないのか)」というテーマでの意見交換は、身近な

話題であっても、「正義をめぐる議論」になる可能性を持っています。


専門家である哲学者だけの議論を偏重せず、「私たちの日常の営み」が大切

だと力説する教授の姿勢に共感を覚えました。


わが家の食卓が「白熱教室」になる日も、遠くないと思います。


                                          【009】

 

昨日は仕事で大分、熊本へ。


往路は、色んなことを考えながらのドライブでした。

しかし、温泉の湯煙や山の木々を眺めていると、根つめている

自分の姿がなぜか馬鹿馬鹿しく感じられました。


帰路は、肩の力を抜いてなるだけ景色に目をやることに。

頭を空っぽにすることが明日につながると思いながら、ゆっくり

家路へ向かいました。


                                 【009】






他人のせっかくの誘いを断るのは、気が進まないもの。

とはいえ、断らざるをえない場面は誰にでも必ずあります。


大切なのは、断り方。

そこには、その人の個性が否応なしに現れます。

ぞんざいな対応のせいで、「アイツは二度と誘わん」となってしまうことも。


反対に、心ある人の断り方には誠実さが感じられます。

他人の好意には、最低限の誠意で応えたいものです。


                                       【009】

秋はイベントの季節。

先週末は、子どもくるくる村にわが子たちを連れていきました。


これは、複数のNPO法人が主催するイベントで、子どもたちが大人

社会の体験を通じて循環型の生活を実感するという試みです。


大まかな内容は、まず「くるくる村」で住民票を作り、ハローワークで

仕事を探し、就業の中で給料を得、買い物をするというもの。


警察官や新聞記者に扮したり、小売店の売り子になったり、あるいは

研究機関で研究をするなど、なかなか本格的です。


ヒト、モノ、カネの流れに関わることで、遊びながら勉強できるという

利点もあり、主催者のアイデアや発想に感心させられました。


わが子たちは小学校で案内されたことで、興味を持ったようです。

やはり、世の中は面白いことであふれています。


                                    【009】


福岡合唱協会のメンバーである先輩から、定期演奏会の

チケットをいただきました。


今年は創立60周年だそうで、集客に力を入れているとのこと。

努力の甲斐あり、1000人以上収容できるアクロスのシンフォニー

ホールはほぼ満席でした。


開演直前に滑り込んだので3階席の末席がやっと。

壇上の先輩を見つけることはできませんでした。


それにしても、合唱、独唱ともに”人間楽器”と表現したくなるほど。

「芸術の秋」を実感した一日でした。


先輩が合唱の魅力をおぼえたのは、高校の「合唱大会」だそうです。

私自身は苦痛で仕方ない行事でしたが、人それぞれだと感じました。


歌うのは苦手でも、美声を聴くのは楽しいものです。


                                     【009】