つい被災地の東北や関東のニュースに気を取られてしまう

のですが、そんな中、福岡西方沖地震から20日で丸6年を

迎えました。


福岡県民としては、忘れてはいけない、そして忘れられない

出来事です。


と言いながら、私はこの地震を体験していません。

6年前のその日は東京にいました。


小田急電車に乗ると、前の座席の母娘が携帯を見ながら話を

していたのを思い出します。


天神、香椎、城南区などの地名を2人が口にするので、福岡の

出身者だなと、勝手に親近感を抱いたのですが、やがてかつて

ないレベルの大地震が起きたと分かりました。


帰宅後、テレビを見て本当に驚きました。


「九州北部には地震が起きない」

何となくこういう神話がありましたが、もろくも崩れ去ったのです。


21日の昨日は春分の日。

これから、春という季節は地震の記憶とともに訪れるのでしょうか。


                                  【009】



首都圏に住む親友の話です。


T君は、最悪の原発事故を想定し、震災発生直後に実家のある

九州への避難を決め、2日後の13日に家族で帰省しました。


職業が自由業でもあり、思い切った行動に出やすいタイプです。

私の妻は、「彼らしく素晴らしい判断、行動だ」と称賛していました。


T君とそんなやり取りをしていた13日、今度はH君から電話を

もらいました。

 

会社員のH君はT君のような訳にはいきません。

せめて妻子だけを九州の実家預けようと思うが、意見を聞かせ

ほしいと相談されました。


そこで、H君に参考までにT君の話をしました。

H君も、やはり「彼らしいな」と一言。

翌14日にメールが届き、妻子を九州に行かせることに決めたと

記されていました。


彼らの素早い決断、行動に感心していたところ、今週に入って

東日本から西日本への移住のニュースが続々と報道されました。

なかには「疎開」という表現までされていました。


全く縁もゆかりもない土地で、急きょ生活を始めなければならない

人たちの心情は、察して余りあります。


                                  【009】





風が冷たく、肌寒い一日でした。


被災地では雪が降り、真冬の寒さが戻ってくるようです。

余震が断続して起きる中、福島の原発は依然として予断を

許さない状況です。

被災者の心労、不安はすでにピークに達していると思います。


明日で発生から1週間。

支援の輪が広がっているのは明るいニュースです。

さらに広がっていくことを祈らずにはいられません。


                                【009】

先週の大震災発生後、帰宅後はテレビにかじりつく人が多いの

ではないかと思います。

ようやく、特番をやめて通常の番組に戻す民放が増えてきました。


震災後のテレビ報道を見ていて、あれこれと考えさせられました。


発生直後は、どの局も特番態勢で似たような情報提供に躍起となり、

その一方、子ども向け番組まで一斉に中止していました

いかに緊急時における報道の使命が大切とはいえ、正直なところ、

その必要性には疑問が残ります。


ただ、NHKを除く民放各局が、正確な情報を早く社会に伝えようと

競い合うことのメリットは否定できません。


北朝鮮で同様のことが起きたと仮定すれば、どういう報道がなされ

てそれがどのような結果になるか、想像するのは簡単です。


テレビ報道を冷静にながめる姿勢も大切だと思いました。


                                   【009】













大震災発生から5日目。


余震がおさまる気配はありません。

救助される人がいる一方、犠牲者の数が拡大を続けています。

計画停電という例のない試みまで始まりました。

また、気になる福島原発の動向は、多くの国民が固唾を飲んで

見守っています。


本当に予断を許さない状況にあります。

そんな中、救援の動きが広がっているのも事実です。


助け合いながらこの苦難を乗り切るしかありません。

そのためにも、自分に何ができるかを問い直すときです。


                                 【009】